お世話になってます!
さすらいの情報収集家Kです。

さて、今回のテーマは、
「地銀のスマホ決済導入」
についてです。
しっかりチェックしておきましょう!

全国の地銀がスマホ決済導入へ! 発表が相次ぐキャッシュレス決済

■全国の地銀がスマホ決済導入へ! 発表が相次ぐキャッシュレス決済

前回の記事でエイベックスの
決済サービスについてまとめましたが、
今度は全国の地銀です。

全国の50行強の地方銀行で
スマホ決済が一斉に導入されていくようです。
まとめてみます。

●全国地銀でスマホ決済導入へ

まずはニュースからです。

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地銀50行、スマホでQR決済へ

2019年2月16日 17:30 ロイター
https://jp.reuters.com/article/idJP2019021601001857

千葉銀行や西日本シティ銀行といった全国50行強の地方銀行が、
スマートフォンでQRコードを読み取って
代金の支払いや送金ができる
みずほフィナンシャルグループ(FG)の
新たな決済サービス「Jコインペイ」を
3月25日から順次導入することが16日、分かった。
各行とも預金口座を持つ個人が対象となる。
関係者が明らかにした。

政府は2025年にキャッシュレス決済の利用比率で
現在の約2倍に当たる4割を目指しており、
地銀全体の約半数がJコインペイを導入すれば
キャッシュレス決済の拡大の動きを後押ししそうだ。

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記事にあるように、みずほFGがスマホ決済サービス
「Jコインペイ」を開始し、全国の地銀60行程度が
参加する見込みとのことです。

サービス内容は、QRコードを使って
店舗等での支払いや利用者間での送金などが
できることとなっており、
利用者はいずれも無料で使えるようです。

これまで銀行口座間の送金は
手数料が発生していましたが、
電子マネーを使えば送金無料になるというのは、
かなり魅力的に見えます。

また、QR決済サービスを導入する加盟店は、
売り上げに対する手数料がとられますが
クレジットカードを下回る水準になるようです。

なお、電子マネーの価格は、
仮想通貨のように変動相場ではなく、
1通貨あたり1円で固定するとのことです。

●スマホ決済の参入ラッシュの背景

今回ご紹介したJコインペイに限らず、
ここに来て急速にスマホ決済サービスの
導入が進んでいます。

その背景には一体何があるのでしょうか?

一つは、訪日外国人の急拡大にあるようです。
近年訪日外国人が急増しており、
昨年3,119万人に達しました。
安倍政権が始まった2012年は835万人でしたから
6年で3.5倍以上になり、
2020年には4,000万人を目標としていますから、
この傾向は今後も続くことになります。

またその内訳を見ると、
中国人が1位で838万人(約27%)、
2位が韓国人753.9万人(24.1%)となっており、
訪日外国人の半分以上が中国人・韓国人なのです。

ご存じの方も多いと思いますが、
中国・韓国は電子マネーの普及率が
諸外国と比べても高く、
韓国では73%、中国では55%となっています。

一方で、日本の普及率が17%あることもあり、
利用できる店舗も少ないため、
訪日中国人・韓国人からの不満が高かったわけです。

つまり、スマホ決済の導入は
こうしたニーズへの対応であり、訪日外国人、
特に中国人・韓国人への対応というわけです。

ちなみに、訪日外国人の年間消費額は
4兆5,064億円となっており、
中国人・韓国人の普及率を考慮して換算すると、
約32%となる1.4兆円相当が中国人・韓国人による
電子マネーで決済する可能性がある
巨大市場だと言えそうです。

ちなみに、今回発表のあったJコインペイは、
中国インターネット通販最大手
アリババグループと提携し、
Jコインペイの加盟店で、アリババ傘下企業が運営する
QRコード決済「アリペイ」を使えるようにする
との報道もされていますから、
要所をしっかりと押さえてきている感があります。

また、ここに来て急速にスマホ決済参入の
発表がされている理由に、
消費増税がある気がします。

現在開かれている国会では、
消費増税に伴う景気対策で、
キャッシュレス決済を利用した場合の
ポイント還元が検討されています。

先日、総理がキャッシュレス決済を
実際に体感したことがニュースになっていましたが、
その際に利用した決済サービスは
「nanaco」と「paypay」でした。

参考)使い勝手は? 首相が体感 
消費増税で「キャッシュレス」- FNNPRIME
https://www.fnn.jp/posts/00411171CX

政治と企業の思惑を強く受けるニュースですが、
ここで取り上げられなかった
決済サービスは焦りもあったのではないでしょうか。

ましてや、いまだサービスが
開始できていないものは尚更で、
今回のみずほFGの「Jコインペイ」は
慌てて情報をリークした感がある気がします。

おそらく国会での予算要求が行われる
このタイミングで名乗りをあげておかないと、
政府のポイント還元策に
組み込まれない可能性があるからでしょう。

そう言った意味では、まだ滑り込みで
発表される決済サービスも出て来そうです。

●全国の地銀への導入効果は?

今回のニュースに伴う詳しい発表はありませんが、
一部の報道によればJコインペイが
導入される地方銀行は60行程度になるとのことです。

地銀協加盟している地方銀行は全部で64行ですから、
実質的にほとんどの地銀で
導入されることになると言えそうです。

地方銀行が保有する預金総額は約240兆円で、
これらが送金手数料無料という恩恵を得るために
電子マネーにどこまで流れるかが見ものです。

銀行口座は、元々送金手段として
利用されることが多いですから、
Jコインペイのインパクトはこれまでの電子マネーとは
比べ物にならないほど大きな可能性がありそうです。

一方で、預貯金から電子マネーに変えることで
少なからずデメリットもありそうです。

サービスの詳細が発表されていないので
まだわかりませんが、
おそらく電子マネーには利子がつきません。

つまり、通常は預金口座に入れておき、
使ったり送金する分だけ電子マネーに変えて
利用するのが最もメリットが大きそうです。

いずれにしても、利用者にメリットの高い
巨大な電子マネーサービスが
登場することになりそうですから、
今後の動向に注目したいところですね。

それでは、また次回、宜しくお願い致します。