お世話になってます!
諜報部長!諜報部員のDです。

何か、お盆明けから
涼しくなりましたね。
残暑・・・という時期なのですが、
一気に秋っぽくなった気も。
ですが!!
これは酷暑のせいで麻痺してますよね。
涼しくなったと言っても、
29℃、30℃ですからね。
この気温でも涼しく感じてしまう、
というくらい酷い暑さが続いたんですね。

さて、本題ですが前回同様
「キャッシュフローと利益の違い」
というテーマで報告していきます。

■キャッシュフローと利益の違いについて~②資金繰り改善策!前編!!

前回は、キャッシュフローと利益の違いを
理解されていない為、資金繰りが回らなくなり、
黒字にもかかわらず、
倒産してしまう企業があるということ、
資金繰り改善するためには、資金繰り表を作成し、
資金繰りを把握するのが第一歩ということをお話しました。

今回は「具体的な資金繰り改善策
について、お話を進めていきます。

●資金繰り改善策 前半

ここでは、資金繰りを改善する
いくつかの方法をご紹介いたします。

① 売掛金の回収を早める

例えば、「月末締めの翌々月末支払」の
契約であったものを、
「月末締めの翌月末払」に変更してもらう等、
入金までの期間を今よりも短くできれば、
その分資金繰りが改善するのは当たり前ですね。
もちろん、取引先の都合もありますので、
全部の取引先が支払いサイトを
変更してくれるわけではないでしょうが、
実際にお願いしてみると
応じてくれる会社も意外とあるものです。

また、受取手形は資金回収できるまで
長ければ180日かかるものも珍しくありません。
受取手形で取引しているところがあれば、
銀行振り込みで対応してもらえないかどうか
打診してみるのも当然に実行すべきです。

② 前受金を入れてもらえるようにする

これは、①の方法と似ていますが、
そもそも売上金の回収を前受金にしてしまうのです。
これは支払いサイトを早める最善の方法です。
建設業などでは、金額が大きいため
前受金を入れるのが慣習となっていますが、
建設業以外でも取り入れられるなら取り入れましょう。

特に作業時間が長く作業完了時に支払う
という契約になっている場合には、
契約時に半額を前受金として
入れてもらえるなどと変更できれば
資金繰りは劇的に良くなります。

ただ、こちらは①よりも
かなりハードルは高くなります。
ですので、前受金を入れてくれたら
少し割引するなどの措置も必要となるかもしれません。

③ 買掛金の支払いを延ばす

これは①の仕入や外注バージョンなので、
逆の応対です。
取引先と交渉してみて、仕入や外注の
支払いサイトを延ばせないか交渉してみましょう。

④ 経費の支払いをなるべくクレジットカードで支払うようにする

まず、事業用のクレジットカードが
ない場合には、すぐにでも作りましょう。
法人カードなどは審査が個人よりも厳しいですが、
昔よりは審査が緩くなっていて
作りやすいカードも出てきています。

法人カードの支払いサイトは、
「末締め翌々5日引落」や、
「20日締め翌々末引落」などが多いです。

30日から60日後に登録している口座から
引き落とされるというのが一般的です。

最近では、コンビニや
スーパーマーケットなどでも
クレジットカードが使えますし、
細々した支払いもなるべく
クレジットカードで支払うようにしましょう。

また、クレジットカードは
ポイントが付くものもありますので、一石二鳥です。

法人カードも1回払いだけでなく、
2回払いや据え置き払いなどに
対応しているカードも出てきています。
金利はつきますが、資金繰りは改善につながります。

さて、今回はここまでです。
タイトルに前編とあるとおり、
まだまだ信金繰り改善策はあります。

ということで、残りは次回に報告します。

資金繰りでお悩みの方は
税理士にご相談頂くのが良いですが、
もし、税理士に心当たりのない方は、
是非こちらでご相談ください。

税理士紹介ネットワーク~タックスコンシェルジュ~
https://www.tax-concierge.net/

また次回、宜しくお願い致します。