諜報部長、お世話になっております!
経理担当、諜報部員のMです。

引き続き、今週も宜しくお願い致します。
さて、今回は前回に引き続き、「経理への異動・転職」というテーマの中で、
更に深掘りした「経理に向いている人材」についてのお話です。

■経理への異動・転職~経理に向いている人材

前回、私が未経験から当時勤めている会社の
経理に飛び込んだお話をしましたよね。

今の会社でも、何人か未経験からの異動者がいました。
ありがたいことに、私はそういう方の指導係を多く務めてきました。

その中で、どんな人が経理に向いているのか?
仕事をする上で当たり前の事から、
経理ならではのこと等、色々あります。
幾つか、ポイントを絞って話をしていきます。

●1点目:やる気

まず、やる気!当たり前の事ですね(笑)

ただ、経理は簿記を理解していないと話になりません。
私が今まで勤めてきた会社では
2級を取らないと話にならない
という暗黙のルールがありました。

ただ、2級って結構難しいんです。
範囲も広いし、たくさん覚えなければならない。
ある子は、通勤時間を勉強に費やすだけでなく、
プライベートな時間でもゲーム・ドラマ・音楽と
全てを断ち切った!と言ってました。
そして、その子は家でも、社内お昼の時間でもずっと勉強して、
見事一発合格しました!

ただ、自分の希望じゃない異動だったりして、
3級すら受からない人だと、渡す仕事すらないので厳しいんですよね。

だから、まず「簿記2級を取るやる気!
これは大事です!

●2点目:細かい人

次に大事なのは、細かな人。気になっちゃう人。
以前、私が不明残高で悪戦苦闘した事をお話ししたと思います。

※参照
不明残高の発生と処理(前半)~なぜ発生するのか~
不明残高の発生と処理(後半)~処理について~

これ。当時の経理担当者が、会計帳簿のつけ方が適当だったんです。。。
A社との取引をB社だと記帳したり、
3,500円の入金を、保有してる債権3,000円の回収として500円不明なままにしていたり。
「え、なんで500円多く入金されてるの?ここお金なに?」
と気にして回答を現場に取りに行かないとダメなんです。

要は、不明瞭なことをそのまま放置しない人です。

●3点目:情報収集能力

3つ目に、情報収集能力がある事。

会社では毎日各部署でいろいろな事が起きています。
新しいサービスを始めるという大きなものから、
こんなことしてみよう!という小さな動きまで、
日々いろんな動きをしています。

それを他部署の動きや話を他人事として聞かず、
関連性を持って聞いて必要な情報を収集すること。

アンテナを常に張った上で、
経理として必要な情報を取捨選択して先に動く事が本当に大事。
もちろん、現場と仲良くし、よく会話し情報を取得する事も大事。

なぜなら、経理じゃないと、
どのような情報を経理が必要としているか分からないんです。
だからこそ、経理が自分から情報を取りに行かないといけないんですね。

そんなに大変なことではないですが、大事な素質だと思います。
経理だけではなく、いろんな部署にも
共通していることでもあるかもしれませんね。

では、今週は以上です。
また次週宜しくお願いします!
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