お世話になっております!
現役経理在籍中、諜報部員のMです。
引き続き、今週も宜しくお願い致します。

さて、今回は、
「経理の年末」
についてのお話です。

上場企業の経理が年末に長めに休暇を取れる理由とは?

■上場企業の経理が年末に長めに休暇を取れる理由とは?

先週から仕事始め、という方が多いと思いますが、
2020年になりました。良い年になると良いですね!

このコラムでは経理の仕事や
ホールディングス内で忙しなく働く内容について
お話しすることが多かったと思います。
見る人からすると、大変そうに見えていたのでは?
と思います。

先ほどは仕事始めに触れましたが、
少し過去に戻り年末の事を話しますと、
2019年の仕事納めは、
12月27日が
多かったのではないでしょうか?

私たちの会社も漏れなく同日でしたが、
経理はそうではありません!
実はこの年末というのは、
経理にとって休むチャンスなんです。

●経理は末日が忙しいのでは??

月末って経理が忙しい時期なんじゃないの?
と思う人がいます。
現に、私も今までいろんな人に
言われたことがあります。

「(経理だから)月末は忙しいよねー」と。

恐らく、それは企業間取引だと支払期日が
月末に多いから忙しそうに見えるのだと思います。
だけど、私の勤める会社は月末が休むチャンス。
それは何故なのか?

上場会社である私の会社は
前月の数値は月初に請求書を提出します。
請求書の発行が先方理由で分からなくても、
数値は固めて報告してもらいます。

また、大半の取引先は末締めの翌月払いの契約にして、
請求書も10日までに提出する契約にしています。
なので、どれだけ遅くても、
20日には請求書が揃っているのです。
ですから、月次が締まり次第支払いの準備ができる。

しかも、ある程度現場のみなさんも協力してくれて
早めの提出ができています。
なので、支払・振込の実行は月末でも、
作業は既に終わっているので、
月末は落ち着いているんです。

●年末は更に休みやすいけど新年は・・・

更に、10月からずっと決算で忙しかったので、
やっとまとまった休みが取れるときがこの年末です。
2019年の12月だと会社は27日まで稼働していましたが、
26・27日から経理は全員休みです。
有給休暇もここくらいしか大手を振って使えません(笑)。

小口や切手など経理が管理しているものも
25日までしか出せない旨を事前連絡し、
「経理は26日から休み!」の状況を作りました。

その分、1月は決算なので長い休みどころが、
皆さんより早めにでなくてはなりません。。。
なので、休めるのは年末しかないんです!

メリハリじゃないけど、こうやって休みをとって
心の平穏を保つのも仕事の一部だと思ってます。
近年、心の病も多いですしね。
たまにしかできない事ですが。。

さて、今週は以上です。
また次回宜しくお願いします!