お世話になっております!
現役経理在籍中、諜報部員のMです。
引き続き、今週も宜しくお願い致します。
さて、今回は、
「同じ会社で働き続ける怖さ」
についてのお話です。
■同じ会社・環境で働き続ける「怖さ」とは?
ずっとずっと同じ会社にいると
麻痺してくることってありませんか?
ここ数年、私の会社では派遣の人が出入りしています。
皆さん辞めていく理由はそれぞれなのですが、
振り返ってみると、気づかされることがあります。
先日も新しい派遣の人とお話ししていたのですが、
うちの会社は「経理がやる事が多すぎる」とのご意見。
確かにこの発言、今までの派遣の人や
新しく入社してきた社員も言っていたなー
と思ったんです。
●自分の会社と他の会社の違い
1つの会社でも月間売上は数億円。
そんな子会社がたくさんある。
そんな規模の会社が多いのに、
データベースに変なデータが入ってないか
経理が検証するし、
請求書をかき集めて売上を固めにいきます。
かなりの数です。
なんせ月間数億もの売上ですからね。
新しく入る人から一番言われることは、
「上場会社なのに信じられない」。
そこで、他の会社がどうしているか聞いてみると、
現場から経理までデータが流れる仕組みになっていて、
仕訳も起票される仕組みだそうです。
その上で、現場側には営業事務の人がいて、
データの精査を行い、正しい情報を
経理に提出するんだそうです。
●良くも悪くも慣れって恐ろしい・・・
でも、確かに私が入社した時に
稼ぎ頭だった会社はこれが出来ていました。
どうやって作ったのかは分からないですけど、
出来ていたことだけは事実。
そして今は、私たちがそれを作るしかない。
だけど、ずーっと同じ環境に居続けると
こんな足元の事すら忘れるくらい麻痺してしまう。
不便さ・不具合を放置すると慣れてしまって、
改善に対して意識が向かなくなる。
そうすると、新鮮な目線を持つ人が
指摘しない限り、その状態が続いてしまいます。
歳なのか忙しくて忙殺されているのか分かりませんが、
不便さ、不具合に慣れちゃダメだなーって思います。
この感覚、みなさんありますか??