お世話になってます!
さすらいの情報収集家Kです。

さて、今回のテーマは
「ソフトバンク上場」についてです。
しっかりチェックしておきましょう!

ソフトバンクが新規上場!その背景とは?

 

ソフトバンクが新規上場!その背景とは?

携帯電話のソフトバンクの
新規株式公開(IPO)の上場が承認されたようです。
平成最大のIPOになると言われ、
約2.6兆円以上の資金調達をすることになりそうです。
一体どのような背景があるのでしょうか。まとめてみます。

●ソフトバンクが上場、過去最大級

まずはニュースからです。

───────────────────────────────────

ソフトバンクG携帯子会社、上場へ…過去最大級

2018年11月12日 YOMIURI ONLINE
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20181112-OYT1T50044.html

東京証券取引所は12日、ソフトバンクグループ(G)の
携帯事業子会社であるソフトバンクの上場を承認した。
12月19日に東証に上場する。
ソフトバンクGが保有株の売り出しで得る金額は
約2兆6,000億円になる見込み。
新規上場に伴う調達額としては、
NTT上場(1987年)の約2兆2,000億円を超え、
過去最大級になる。

子会社側の上場時の時価総額は約7兆円で、
東証1部になるとみられる。
ソフトバンクGは現在、
ソフトバンク株のほぼ100%を保有しており、
約4割を株式市場に売り出す。

ソフトバンクGはすでに東証1部に上場しており、
ソフトバンクの上場により「親子上場」になる。
通信事業を担うソフトバンクは上場により、
グループ中核企業として経営の自立性を高める。
ソフトバンクGは、株の売り出しで調達した資金を
成長分野への投資に充てるとみられる。

───────────────────────────────────

今回のIPOでは過去最大級の調達額になると言われ、
売り出される株式は全体の約36%余りで、
市場から調達する額は2兆6,400億円に上る計算になります。

もともと親会社の
「ソフトバンクグループ」が上場していることから、
東証証券取引所は、子会社である
「ソフトバンク」の経営の独立性が
保たれるか等を審査していました。

そこで、ソフトバンク側が
取締役の役割分担などを進めたため、
東証が認めたという格好になります。

●なぜ上場するのか?

「ソフトバンク」のほぼすべての株式を
親会社である「ソフトバンクグループ」が保有しています。

今回の上場は、
「ソフトバンクグループ」が
その株式の一部を売却し、
現金化することが目的のようです。

そこで集めた資金を
グループの投資ファンド
「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」などに
充てる予定のようです。

そのソフトバンク・ビジョン・ファンドは、
グローバルハイテク企業への投資を主に担っており、
これまで太陽光発電関連企業や
AI関連企業などに積極的に投資を行っています。

今回の資金調達で、
その運用額を拡充することになりそうです。

●市場は色めき立っている

過去最大級の調達額、
ソフトバンクという知名度も極めて高いとあって、
市場関係者は色めき立っているようです。

あるアナリストの見立てでは、
「上場後、10%~20%程度の
値上がりは十分期待できる」としています。

一方で、今回の公開規模が大きすぎるために
「十分な資金が集まらないのでは?」
という懸念もあります。

そうした懸念を払拭するべく、
今回のIPOを取り扱う証券会社も
かなり力を入れており、
今回の上場に向けて
TVCMでもアピールが始まっています。

また、最近の日経平均が芳しくない理由に、
ソフトバンク株へ乗り換えるために
売却圧力が高まっている
との見方も出始めているようです。

●そんなことなら一枚噛みたい!

これだけ注目を集める最大級のIPOであれば
「オラも一枚噛んでみてーぞ」
と思う方もいるかと思います。

そんな方に朗報です。
一般的なIPO株の場合、
なかなか抽選があたらず
実際に購入できる人は
限られた一部の人になりがちですが、
今回の場合はその規模が段違いです。

そうしたことから、
抽選に当たる可能性がかなり高いのです。

株なんて買ったことない
って人も一度検討してみても良いかもしれません。

なお、IPO取扱い証券会社は以下の通りです。

【ソフトバンクIPO取扱い証券会社】

証券会社 URL 割当数
野村証券 https://www.nomura.co.jp/ 25.06%
大和証券 http://www.daiwa.jp/ 20.0%
SMBC日興証券 https://www.smbcnikko.co.jp/ 16.0%
みずほ証券 https://www.mizuho-sc.com/ 16.0%
三菱UFJMS証券 http://www.sc.mufg.jp/ 12.5%
SBI証券 https://www.sbisec.co.jp/ETGate 7.6%
岡三証券 http://www.okasan.co.jp/ 0.79%
東海東京証券 http://www.tokaitokyo.co.jp/ 0.79%
岩井コスモ証券 http://www.iwaicosmo.co.jp/ 0.60%
水戸証券 https://www.mito.co.jp/ 0.49%
西日本シティTT証券 https://www.nctt.co.jp/ 0.07%
松井証券 https://www.matsui.co.jp/ 0.04%
マネックス証券 https://www.monex.co.jp/ 0.04%
あかつき証券 http://www.akatsuki-sc.com/ 0.02%
カブドットコム証券 https://kabu.com/default.html
岡三オンライン証券 https://www.okasan-online.co.jp/

ということで、今回は以上です。
また次回、宜しくお願い致します。