はじめまして! 諜報部長!
諜報部員のDと申します。
税理士事務所の代表として活動する傍ら、諜報部員の活動もしております。

税法・最近の情勢だけでなく、税理士としての意見も記載させて頂きますので、
諜報部長のお役に少しでも立てれば幸いです。
今回は「会社設立のメリット」について報告させて頂きます。

法人設立時の届出書類

■会社の設立のメリット

もし、諜報部長が事業をご自身で始めようとするとき、「個人で事業を始める場合」、
「法人設立をして事業を始める場合」という二つの選択肢が考えられます。
今回は、「法人設立をして事業を始める場合」のメリットについてまとめてみました。
メリットについては、まずは「信用度が高いこと」が上げられます。

ここでいう信用度とは単純に商業上の取引先だけではありません。
不動産の賃貸契約もしやすいですし、融資の審査も、
法人のほうが個人より審査が通りやすいのはもちろん、一般的には融資金額も大きくなります。
また、人材雇用の面でもどうでしょうか?
個人事業よりも法人としてのほうが人材を採用・確保しやすいこともあると思います。
これらは全て、個人より法人の方が、信用度が高いことによって、
得られるメリットだと考えられます。

次に、節税の選択肢が広くなることがあげられます。
法人の場合、事業に関連するものであれば経費となるのはもちろん、
生命保険や社宅、退職金など経費として認められる幅が広くなります。
事業に従事していれば、何の届出も必要なく家族に自由に給与を支払うことも可能になります。

もう一つは、決算月を自由に決められることです。これも実は大きなメリットです。
事業や業種の性格上、売上が極端に多い月がある事業や、一年を通して利益に変動がある事業もあります。
そういった事業を行う場合、売上の多い月を事業年度の最初にすることで、
事業計画、節税も計画的に実施しやすいことになります。

今回の報告は以上となります。今回は「会社設立のメリット」を報告させて頂きましたが、
次回は「法人設立のデメリット」について報告させて頂きますので、宜しくお願い致します。