お世話になってます!
諜報部長!諜報部員のDです。

さあ、今日から6月になりました。
税理士としては、確定申告期からの
最繁忙期が終了したことで
やっと落ち着ける印象です。
ただ、もう夏なんですね。。。
早いですね。。。

さて、本題ですが前3回に引き続き、
「自営業者がマイホームを購入する場合」
というテーマで報告していきます。

<前3回:下記リンク参照> 
※税理士が語る「自営業者がマイホームを購入する場合-①会社員と自営業者の違い」税理士が語る「自営業者がマイホームを購入する場合-②自営業者が審査されるポイント」税理士が語る「自営業者がマイホームを購入する場合-③どのように住宅ローンを組むべきか」




■自営業者がマイホームを購入する場合-④フラット35の詳細

前回は、自営業者が
マイホーム購入の為に借入をする場合、
フラット35を利用することについて
お話をしました。

今回はその「フラット35の詳細」
について説明していきます。

●フラット35の特徴

フラット35は
一般の銀行の住宅ローン商品とは
どこが違うのでしょうか。

前々回に記載しましたが、銀行での審査では
3年分の確定申告書の所得を平均して
所得としてみなしていました。

ただし、フラット35での審査は
直近1年分のみで見ますので、
前年の所得が悪かったが
今年の確定申告はよかった
といった場合には有利になります。

したがって、開業3年未満の自営業者の方でも
審査の土俵に上がることが出来るのです。

また、開業するときに
事業用の融資を受ける方は非常に多いかと思います。

一般の銀行の住宅ローン商品では、
この事業用ローンも
返済負担率の計算の中に
入れられてしまいます。

しかし、フラット35では
事業用ローンは返済負担率の計算に含まないので、
含んだ場合に比べると
多くの借り入れをすることが可能です。

この返済負担率とは、自分の年収に対して
年間どのくらい住宅ローンの支払いをするか
パーセンテージで表したものです。

例えば、年収600万円の方で
3,000万円の借り入れをして、
年間の返済合計額が100万円だった場合、
返済負担率は約16.6パーセントとなります。

フラット35では、この返済負担率が
35パーセントを超えてくると
借入が難しくなってきます。

フラット35では、基本的には
物件価格の9割の融資となります。

5,000万円の物件であれば
4,500万円までの融資ということです。

ただ、物件価格の全額を
フラット35で組むことも可能ではありますが、
そうすると金利が少し上がってしまいます。

なので、もし物件価格の
満額のローンを組みたいのであれば、
9割部分をフラット35で組んで、
残りの1割部分を金融機関の
別のローンで組んでしまうという方法がおすすめです。

フラット35は全期間固定金利となっています。
マイナス金利の時代ですから、
フラット35の金利も相当低くなっています。

民間の金融機関の住宅ローン商品に比べると
金利は高いですが、
あれはどれも変動金利の商品です。

全期間固定金利の商品の中では
一番金利は低いのではないかと思います。

変動金利では、金利の変化によって
当初予定していた金額よりも
多く払わなければならないケースも出てきますが、
全期間固定金利であれば
そのような心配をする必要もないのはよい点でしょう。

●最後に・・・過度な節税に注意

マイホームの購入は概ね
一生に一度の大きな買い物です。
確定申告の所得によっては、
マイホームを購入できない
ということもありますので、
マイホームの購入を検討している
自営業者の方は、過度な節税はやめて、
多少の税金を払ってでも所得を出すことが
理想のマイホームを購入するための
近道になることを肝に銘じておいてください。

以上、全4回にわたって報告した、
「自営業者がマイホームを購入する場合」
という内容ですが、いかがでしたか?

自営業者の方、これから個人事業を開始する方、
そういった方にとって、
少しでもお役に立つ内容でしたら幸いです。

また次回、宜しくお願い致します。