諜報部長!お世話になってます!
さすらいの情報収集家Kです!

今年の夏は史上最高の暑さというニュースが
先日ありました。。。
来たるべき夏、熱中症にも気を付けなくてはいけませんね!

それでは、早速ですが、今週の報告に入らせて頂きます。

■シェアリングビジネスって儲かるの?

前回まで(※)サラリーマンの副業についてまとめてきましたが、
具体的にどのような副業があるのか
気になっている人もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は副業として注目の
シェアリングビジネス
についてまとめたいと思います。

サラリーマン副業のススメ①-確定申告・個人事業主の基礎知識
 サラリーマン副業のススメ②-副業するときの注意事項
 サラリーマン副業のススメ③-副業するときのリスク
 サラリーマン副業のススメ④-副業の選び方

● シェアリングビジネスってなに?

シェアリングビジネスを直訳すると
「共有商売」と言った感じでしょうか。

シェアリングビジネスとは、その直訳の通り、
人(労力)や物、金などをシェアすることで
新しい価値を提供しようというビジネスモデル
です。

場合によっては、「シェアリングエコノミー」
と呼ばれることもあります。

※シェアリングエコノミーの直訳は「共有経済」となり、
ビジネスモデルを指す用語としては不適当だと思いますので、
ここではシェアリングビジネスと呼びます。

代表的なシェアリングビジネスは、
シェアハウスやカーシェアリング等でしょう。

比較的昔からあるビジネスモデルなのですが、
最近このシェアリングビジネスが盛り上がってきているのです。

●なんで盛り上がってきてるの?

シェアリングビジネスが盛り上がってきている理由には、
様々な背景がありそうです。

  • 誰もが簡単にリアルタイムの情報にアクセスできるようになったスマホの普及
  • SNSの普及でネットを利用したコミュニケーションに慣れ親しんだこと。
  • 長期低迷を続けてきた&将来の見通しがたたない経済環境
  • 終身雇用の終焉と働き方の多様化

などなど様々な背景が相互に重なり合って、
よりタイムリーで自分に適したニーズを満たすサービス
求められてきたということだと思います。
その結果、従来と価値の異なるサービスが提供され始めています。

例えば、下宿などのシェアハウスの場合。
従来のビジネスモデルでは長期契約が前提で、
最短でも数か月の契約は必須ですし、
入居にあたっては入居者の審査や契約が必要となります。

ですが、新しいビジネスモデルでは、
「明日1日だけ泊まりたい」という人と
「ウチの空いている部屋を貸したい」という人を
タイムリーにマッチングでき、
特別に審査や契約が必要ないものが主流です。

このように従来のビジネスモデルを、
ITを駆使してより細かいニーズに対応できるようにした結果、
新しい価値を生み出し、徐々に盛り上がってきていると言えるでしょう。

●具体的にどんなサービスがあるの?

シェアリングビジネスで最も有名なのものが、
airbnb(エアビーアンドビー)でしょう。

airbnb(エアビーアンドビー)】

このairbnbは個人宅の宿泊を仲介するサービスで、
泊まりたい人と自分の家や部屋を貸したい人を
マッチングさせるビジネスです。
いわゆる「民泊」のマッチングサービスということです。

全世界でユーザー数は延べ6000万人に達し、
日本でも2014年7月~2015年6月の
1年間に利用した人数は52万人以上で
その経済効果は2200億円になると言われています。

この状況は社会現象にもなっており、
国内でも民泊の規制が緩和される特区が設けられたり、
旅館業の業界団体が「民泊を規制すべきだ」と
訴えたりと騒然としています。

現在の日本の法律の関係上、
特区以外での民泊提供はグレーゾーンですので注意が必要です。

UBER(ウーバー)】

また、次いで有名なものがUBER(ウーバー)ではないでしょうか。

 

こちらは、車のドライバーと車に乗って移動したい人を
マッチングさせるサービスです。
利用者から見れば「タクシーの配車サービス」
というわけです。

スマートフォンでアプリを開いて地図をタップすれば、
近くにいるUBERの契約ドライバーが駆けつけてくれます。
料金はアプリで決済するので乗り降りする際に
小銭を数えたりする必要がないという手軽さが特徴です。

こちらもairbnbと同様に爆発的に利用者を拡大しており、
このサービスのおかげでサンフランシスコ最大のタクシー会社である
イエローキャブ社が破産に追い込まれた程です。

もちろん日本国内においてもUBERを利用することはできますが、
営業許可を受けていない一般人の賃走(いわゆる白タク)行為は
違法ですので、一般人がドライバーになることはできません。

こちらも規制緩和か、規制を続けるべきかで
業界団体を巻き込んで論争が起きていて、
今後の動向が気になるところです。

●で、結局のところ儲かるの?

シェアリングビジネスを紹介するのにあげた事例が
グレーゾーンのものばかりでしたので、
AirbnbやUBERで稼ぐことは限られた人しかできない状況ですが、
シェアリングビジネス自体は副業としては最適なものになると思います。

その理由は、利用者も提供者もITのおかげで負担が軽減され、
手軽に始めることができるため、空いた時間や使っていない設備などを
上手に活用できるからです。

副業したいと考えている方は、検討してみることをオススメします。

次回は、今回紹介できなかった
実際に稼げそうな国内シェアリングビジネスを
ご紹介したいと思います。興味のある方はぜひご覧ください。