こんにちは!諜報部長!諜報部員のDです。
そろそろ、完全に冬物しまっても大丈夫かな?
って思う、今日この頃です。

さて、今回の報告は、「月次決算」の意味についてです。
月次決算

■「月次決算」の意味

税理士と顧問契約を交わしていて、
仕訳入力を自分で行なっているという方のうち、
毎月定期的に入力を行なっている」という方は
どのくらいいらっしゃいますでしょうか。

経理の担当者が専属で存在する会社であれば、
至極当たり前のことだと思いますが、
他の業務と兼務、もしくは社長自身が入力実施、
という状態であれば、定期的に出来ているところは
結構少ないのではないでしょうか?

今回は、毎月定期的に月次処理をおこなうことの
重要性についてご説明いたします。

私が担当しているお客さんには、
様々なタイプの方がいらっしゃいまして、
毎月定期的に月次処理を行なう方もいらっしゃれば、
半年ごとや、1年に1回まとめて入力される方もいらっしゃいます。

色々な事情があると思うので、本業が忙しければ
まとめて入力等を行なうことも仕方ないとは思いますが、
可能であれば毎月定期的に月次処理を行なうことをおすすめいたします。

●定期的な月次処理のメリットとは?

では、なぜ毎月定期的に行なうことを
おすすめするのかというと、
下記のようなメリットがあるためです。

  1. 毎月定期的に処理を行なうことにより、
    業績やキャッシュフローの状況を適時に把握することができる。
  2. 定期的に処理をおこなうことで、
    取引の内容や入出金の内容を忘れることがなくなる。

まず1ですが、毎月定期的に処理をし、月次の試算表を作成することで、
売上の変動や手元の現預金の残高、
さらには、毎月のキャッシュフローの変動を把握することができるため、
適時に会社の財務状況や経営状況を把握出来、
迅速に経営戦略を練る事ができます。
適時に会社の状況を把握していない場合には、
迅速にとるべき戦略を選択することができません。

感覚に頼った経営戦略は
上手くいくことがあるかもしれませんが、
いつかは上手くいかなくなるものです。

次に2ですが、毎月定期的に入出金の内容を処理することや
請求書をまとめることで、取引の内容を確認出来、
後から取引内容を忘れて仕訳入力することができない、
といったことが少なくなります。

私のお客さんでも、何ヶ月かに1回まとめて資料を送ってくる
お客さんの中には、入出金の内容を質問しても、
思いだすのに時間がかかってしまうお客さんも結構います。

毎月定期的に月次処理を行なうことにより
上記のようなメリットがあるため、
可能であれば毎月定期的に月次処理を行ないましょう。

大変なのは、わかっているんですがね・・・(笑)

それでは、今週の報告は以上です。
次回、また宜しくお願い致します。