お世話になってます!
諜報部長!諜報部員のDです。

今月の週末は、子供の運動会!
という方も多いのでは
ないでしょうか?

あれ、自分が子供の時は、
純粋に当日が待ち遠しくて、
運動会中も楽しんでいましたが、
親の立場になると、
全然違いますね。

早起き、弁当、撮影、
本当に大変なこと多いです。
ただ、楽しいんですけどね(笑)。

さて、本題に戻しますと、
今回も前回に引き続きで、
「中小企業退職金共済制度」
についてお話をしていきます。

中小企業退職金共済

■中小企業退職金共済のメリット・デメリット~②デメリットについて

前回は、中小企業・個人事業での
従業員に対する退職金を考慮する場合、
中小企業退職金共済制度というものが
存在することについてお話をしました。

また、メリットとして、
「節税」、「自社で管理の必要がない」、
「国からの補助が出る」
といった点にも言及しました。

今回は、中小企業退職金共済制度の、
デメリット、考慮すべき点について、
お話をしていきます。

●中小企業退職金共済制度のデメリット

【会社・個人事業主は受け取れない】

これが一番のデメリットになるかと思います。
前回のメリットでも述べましたが、
従業員の退職時には、中小企業退職金共済から
直接従業員に支給されます。

特に問題のない退職なら問題ありませんが、
会社に損害を与えての退職や
懲戒解雇の場合でも、
退職者に直接支給されてしまいます。

予告なしの退職や
取引先に迷惑をかけての退職、
横領などによる懲戒解雇の場合であっても、
円満に退職した社員と
同じ基準で退職金を支払う形となるのです。

例外として、横領などの懲戒解雇の場合は、
減額認定申請を出せば、
減額が認められることもあります。
しかし、その減額分が
会社に返金されるわけではないのです。

【掛金の減額申請が面倒】

中小企業退職金共済に対しての支払いは、
基本的には加入時に設定した掛金を
毎月支払っていきます。

しかし、経営状況の悪化などにより
掛金を減額したい、と思う時もあると思います。

その場合でも、
簡単に減額が出来るわけではなく、
減額については、従業員の同意を得て、
減額理由を厚生労働大臣に
認めてもらう必要があります。

【掛金が戻らない場合がある】

長期間務めて退職する場合には
付加退職金といって、掛金にプラスして
支払われるのでありがたいのですが、
掛けた期間が42か月以下の場合、
この付加退職金が支払われません。

また、掛けた期間が24か月未満だと、
掛金の一部カットや掛金が
一切支払われないこともあります。

なので、飲食業などの従業員の入れ替わりが
激しい業種には向いていないかもしれません。

【積立金に上限がある】

中小企業退職金共済の掛け金の上限は
一人当たり3万円です。
30年勤務した方に対しても、
最大で1,080万円までしか
積み立てることはできません。

もちろん、少なくない金額ではありますが、
上場企業などと比べてしまうと
見劣りしてしまうのは事実で、
退職金の保証として万全とは
言えないかもしれません。

以上が中小企業退職金共済制度の
主なデメリットや考慮すべき点です。
中小企業退職金共済には、
前回触れたようなメリットもある分、
デメリットもありますので、
加入の際はよく検討された上で、ご判断ください。

それでは、今回の報告は以上です。

税理士とお付き合いのある方は、
こういった制度を利用する際も、
税理士に相談することが可能です。

記帳代行や申告代行だけでなく、
相談・助言、情報提供等があることも
税理士と付き合うメリットですので、
税理士とご契約をお考えになる方は、
是非こちらにご相談ください。

税理士紹介ネットワーク~タックスコンシェルジュ~
https://www.tax-concierge.net/

それでは、また次回宜しくお願い致します。