お世話になってます!
諜報部長!諜報部員のDです。

ついに、この時期が・・・
ということで先週から関東も梅雨入りです。
本当に雨、嫌いです。
雨が降らないと、水不足や
作物への影響が出るのは
もちろん知っていますが・・・
何とか、自分が寝ている間だけ
降ってもらえないですかね。

さて、今回も前回に引き続き、
「離婚と税金」
というテーマでお話していきます。

■離婚と税金-②協議離婚のリスク

前回では、離婚の際の諸問題についてお話しました。
「姓(名字)」、「子供の親権」、
「財産分与と慰謝料」、「養育費」等
主だったものについてお話をしていきました。

今回は「協議離婚のリスク」
についてお話をしていきます。

●協議離婚とは?

離婚が話し合いで解決できた時には、
離婚届に署名押印して役所に提出すればそれで終了です。
これを協議離婚といいます。

一見円満に離婚が決まったように見えますが、
後々問題になることが多いのは、
この円満離婚のように見える、
協議離婚の場合です。

協議離婚だと、離婚の際に受け取った慰謝料が、
本当に慰謝料だったのかを立証することが難しく、
また、離婚する際に約束した養育費が支払われない
といった問題も発生する場合があるのです。

●諸問題の防止策は??

このようなことを防止するために、
家庭裁判所で調停してもらうことをおすすめします

調停が成立すると、慰謝料の額や
離婚にあたって取り決められた事項が記入された
調停調書が交付されます。

これがあれば、離婚した後でも、
相手に対してどんな取り決めをしたのかを
主張することが出来ます。
ですが、調停が不調に終わると、
裁判により争うことになります。

次に、調停でなくても、
財産分与、慰謝料、養育費などを
取り決めた内容を書いた文書を作成して、
公証人役場に行って、確定日付を押してもらった書類を
保管しておくという方法もあります。
ただし、その場合でも作成した文書は
専門家にチェックしてもらった方が安心です。

別れの話ですから、一刻も早く
解決したいという気持ちは
双方にあると思いますが、
きちんと書面を残す方法を取ることで、
後々のトラブルの種を積む事が大変重要です。

次回も同様のテーマでお話をしていきます。
引き続き宜しくお願い致します。