諜報部長、お世話になっております!
経理担当、諜報部員のMです。

引き続き、今週も宜しくお願い致します。

さて、今回は
「債権債務の管理」
についてのお話です。

■経理が話す「適切な債権債務の管理」

前回、本決算が経理にとって、
いかに大変であるかを
お話しさせてもらいました。
その中でも、残高確認状が
大変なんだということも。

本来、経理がちゃんと
債権債務を管理していれば
大変にはならないんですが、
経理担当の人によっては
全く残高を合わせないで
適当に処理する人もいるわけです。

で、貸借対照表は
過去からの累積であるため、
当時の担当の怠りが
今の担当の苦労に。。。
最悪ですよね。

ただ、いくら大変といっても、
会社対会社の取引であれば
そんなに大変ではないと思うんです。
複雑な取引でもないので。

ですが、、、
相手が消費者である場合は
相手が膨大な数になるので
とてつもなく大変なんですよ。

●債権・債務を一致させるには

今の時代はインターネットで
なんでも購入できるようになっています。

そういうECサイトを運営すると
データの管理スキームを
適切に作って処理しないと、
決済会社との債権債務なんて
一致しないんですよね。

私自身がそのための方法として思うのは2つ。

1つ目が、ECサイトの構築から
経理が参加し、適切な会計処理や
債権管理ができる仕組みに作ってもらうこと。

2つ目が、現場側でスキームを理解し、
債権の増減に影響がある場合は
経理に報告をする認識を持つ人間を置くこと。

この両方がないと
適切に処理するのは難しいと思います。

ただ、小さな会社だと
役員・役職者にさえ
この認識ある人間が
存在しない事が多いんです。

もちろん、一口に役員・役職者といっても、
意識に大きな差がありますが、
基本的には管理等よりも
稼ぐ事に力を注ぐんですね。

それは当たり前の事ではあるんですが、
上場会社の子会社である場合、
その意識を持って
会社を作っていただかないと
厳しい場合が多いと思います。

その上でお互いに協力し合い
適切な会計処理を、
つまり残高となる仕組みを
つくっていくこと、
これが経理にとって
とてもありがたい会社だと思うんです。

非常に経理目線で恐縮ですが、
上場会社の場合は、
決算発表出来ないと
とんでもない一大事ですからね。

では、今週は以上です。
また次週宜しくお願いします!
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