お世話になってます!
諜報部長!諜報部員のDです。
今回も宜しくお願いします!!

実は結構陸上競技が好きな私ですが、
先週末は凄いニュースがありましたね!
日本人初の100M走、9秒台!!
現在の男子短距離界は
素質に恵まれた若手が多数いるようで、
今からオリンピックが楽しみです。。。

さて、本題に入りますと、
今回のテーマは
「決算直前でも出来る節税対策」
についての話です。




■決算直前でもできる節税対策

決算間近になってから、
今期の利益が想定を超えていることに
気が付くということは
良くあるパターンです。

利益を出すことは、
企業経営にとっては
当然良いことなのですが、
何も節税対策をしないと
納税額が高くなってしまいます。

法人の場合には、
課税所得金額が800万円を超えると、
税率が一気に跳ね上がりますので、
このラインを超えないように
抑えることが出来れば、
納税額も抑えることができます。

●具体的な節税策

本題ですが、決算の直前でもできる
節税対策をいくつかご紹介します。

・決算賞与の支給

節税対策でよく取られる方法ですが、
支給する前に決算賞与の社内規定を
定めておくことが必要です。
また、従業員には支給額を通知しておけば、
現金がなくても決算月内で
損金に計上することが出来ます。

・備品の購入

資本金が1億円以下の中小企業(青色申告法人)で、
30万円未満の備品であれば、
一時の損金として計上できます。
不必要なものを節税の為だけに購入するのは、
本末転倒ですので必要はありませんが、
パソコンなどの備品で来期に購入を
検討していたのであれば、
決算前に購入して損金に計上しましょう。
ただし、適用できるのは取得価額の合計額が
300万円までとなっています。

・生命保険への加入

法人の場合には、生命保険に加入して、
保険料を年払いにすれば、
1年分の保険料を前倒しで計上できます。
ただし、保険の種類によって、
損金にできるものと出来ないものが
ありますので、詳しくは専門家に相談してください。

・中小企業倒産防止共済への加入

取引先の倒産などで中小企業が連鎖倒産するのを
防ぐために設けられた制度です。
月額の掛金は5千円から20万円のあいだで、
1年分の前払いも可能です。
決算前に最高で240万円を支払うことで
損金に計上できます。

直前でも可能な節税対策として
いくつかご紹介しましたが、
あくまで決算対策は早めに行うに
越したことはありません。
節税対策については
税理士などの専門家にご相談ください。

さて、今回の報告は以上です。
次回も宜しくお願いします!