お世話になってます!諜報部長!諜報部員のDです。
今回も宜しくお願いします!!

もう、4月最終です。。。
早いですね。
働き出してからの感想ですが、
実際4月ってかなり短いことが多いですよね。
実質的に月末から大型連休になる
会社もありますし、
稼働日としては2月と同じく28日くらいまで。
あー短い・・・。
事業主になるとわかるのが、
月末が31日まである月のありがたさ。。。
支払とか振込とかの関係ですけど・・・

ちょっと愚痴っぽくなりましたが、
今回のテーマは「ノーベル賞の賞金」についてです。





■ノーベル賞の賞金

ノーベル賞の賞金は約1億円です。
さて、この賞金は所得税法では
どのような取り扱いをするのでしょうか。

結論から申し上げると
原則は非課税です。

「原則」という書き方をしたのは、
ノーベル賞の種類によって
その取扱いが違ってくるからです。

●唯一課税される賞は??

物理学賞、化学賞、生理学・医学賞、
文学賞、平和賞は非課税です。

ですが、経済学賞だけは一時所得として課税されます。
臨時収入なので、1億円から50万円の特別控除を差し引いて、
その残額の1/2が課税対象となります。
もし他に収入がなかったとしたら、
1,700万円以上の所得税が課税されます。

頑張って獲得した賞金なのに、
結構取られてしまいますよね。
しかも、経済学賞だけ。。。

では、なぜ経済学賞だけ課税されるのでしょうか。
それは、賞金の出所の違いにあるみたいです。
物理学賞、化学賞、生理学・医学賞、文学賞、平和賞は
ノーベル基金から交付されるのに対して、
経済学賞だけスウェーデン中央銀行から交付されるようです。
そのため、経済学賞だけ税金が課税される仕組みとなっています。

●その他の賞金は??

賞金にはいろいろありますが、
賞金の種類によって課税・非課税が分かれるようです。

直木賞や芥川賞などの賞金は課税で、
日本学士院や日本芸術院から賜るものは非課税などです。

また、オリンピックメダリストの報奨金、
金300万円、銀200万円、銅100万円なども非課税となっています。
まあ、一般の方がこれらの賞をとることはまずないと思いますが、
もしなにかしらの賞を獲得し、
賞金を得た場合には調べてみるのもいいかもしれませんね。

さて、今回の報告は以上です。
また次回、宜しくお願い致します!