諜報部長、お世話になっております!
経理担当、諜報部員のMです。

引き続き、今週も宜しくお願い致します。

さて、今回は「役職者に必要な知識」についてのお話です。

■経理が話す「役職者に必要な経理知識」

みなさんはどんなお仕事をされていますか?
営業、企画、マーケティングなど色んなお仕事が世の中に存在しますよね。
会社の中にはみんなそれぞれの役目があると思います。
お金を稼ぐ人、稼げる分析をする人、稼ぐ人を支える人等々
それぞれがやるべき事があります。

ただ、経理としておこがましくも言わせて頂くと、
役職がある人(管理職の方)には、経理の事を理解して欲しいと思います。

経理の事というよりかは、試算表の作り方でしょうか。
細かな事は要らないと思います。
電話代は通信費とか(笑)
でも、電話代は販管費となるくらいは
理解して欲しいですね。

●実際にあったこと・・・

先日あったのは、卸事業で海外から仕入を行いました。
海外からの仕入は消費税非課税です。
日本国内の取引は消費税課税対象です。
また、付随費用は原価に入れる旨ルールで決まっています。

それを消費税足して原価を計算したり、
「送料は販管費と聞いています!」と話をしてきます。
こういう話も一般社員ならいいと思います。

ですが、その事業のチーム長で利益管理をしている人なのであれば、
そのあたりの知識は持っていて欲しいものです。
この知識を現場が持っていなかったが故に、
粗利が赤にしかならなくなってしまったことがあったのです。

現場からは「送料を原価に入れると赤字になっちゃいます!」と懇願されました。
経理からすれば、売上総利益で赤になるか営業利益で赤になるかの違い。
チーム長が売上総利益だけを追いかけていてダメだと思うし、
そのあたりの知識がないと会社が潰れてもおかしくないと思います。

チーム長ならせめて営業利益までは追いかけて欲しいと思います。
チームの人件費も経費です。原価だけが経費ではない。
そのあたりの知識は持つべきかと・・・
粗利だけ追いかけても、他に経費が掛かれば、
トータルとしてマイナスなのは変わらないわけです。

贅沢なお願いなのでしょうか。。。
流石に部下をお持ちの役職者の方は是非意識して頂きたいです。

では、今週は以上です。
また次週宜しくお願いします!
経理財務・人事総務・法務の求人・転職なら|管理部門特化型エージェントNo.1【MS-Japan】