諜報部長、お世話になっております!
経理担当、諜報部員のMです。

引き続き、今週も宜しくお願い致します。

さて、今回は、前回に引き続き、
会社ごとの経理の違い」についてのお話です。

■会社ごとの経理の違い②

「経理」って一定以上の規模の企業になれば、
どこにでも存在する部署ですが、どの会社でも同じ仕事内容だと思っていませんか?

大きくは同じなのですが、非上場企業⇒上場企業と転職した私が、
それぞれの違いをお話します。

前回は非上場企業時代の経理についての話でしたので、
今回は上場企業の経理の話です。

●上場企業の経理

非上場企業の経理からスタートした私ですが、
経理の状況・業務は上場会社に行くと、一転しました。

ちゃんと月次を毎月締めるんです!(※当たり前か笑)

毎月会社で起きた事象を会計に落としていきます。
翌月「あ、これ忘れてた」ってなってももう戻れません。
かなり・・・怒られます。
※月次を締めるというのは、1ヶ月の数値を固めるということです。
1ヶ月営業成績を損益計算書に残し、末日の保有資産状況を貸借対照表に残すことです。

●なぜ、ここまで厳格に進めるか

やはり一番大きいのは、上場企業は開示をしている点だと思います。
株主の為、四半期毎に決算を行い、会社法、金商法に則って
営業成績や保有資産状況を見せるんです。

「私達これだけ頑張りましたよ。」
「予算通りです。ご安心ください」
的な感じでしょうか。

だから、過去に遡って変更とか出来ません。
「あ、忘れてた」も影響額が大きければ、
「以前発表した数値は間違っておりました。申し訳ございません」
と訂正報告を発表する必要があるんです。

こうなったら、上司に怒られるどころではありません。
株主からの信用性が下がってしまいます。

また、私の会社は経理が開示を行っています。
なので、非上場の時にはなかった開示業務は入社して、
こんな事もするのかと思った業務ですね。

そして、決算も自分達で行います。
今の会社は税金に関することだけ、税理士にお願いしています。
申告とかは税理士がやってくれます。

●さらに別の業務も・・・

そして、ここからは非上場か上場かの違いというより、
会社によって違うのだと思いますが。。。

今は毎月取締役会を開催するのに、準備や議事録を作成しています。
もちろん、株主総会もです。
付随して、招集通知も付いてきます(笑)

こんなの前の会社にはありませんでした。
招集通知って何??っという状態で、作成してきました。

税務の中ではありますが、申告書の最後部分である、
内訳書も自分達で作っていたり、年1回社員や業務委託者の源泉税の申告業務も
行ったりしています。

こうやって、経理といっても会社によって仕事は様々です。

私が転職をしたきっかけも、
「他の会社では経理はどんな仕事をしているんだろう。」
「上場会社って何が違うんだろう」
と興味がわいたのがきっかけでした。

全然違う仕事内容にわくわくし、
いつまでたっても終わらない・難しい業務がある状況は
とてもありがたい環境だと思っています!

それでは、今週は以上です。
また次週宜しくお願いします!
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