お世話になってます!
諜報部長!諜報部員のDです。

遂に・・・
昨日で確定申告が終了しました。
正直、めちゃくちゃ忙しい年でも、
そうでない年でも、
無事終えられると少しホッとします。

ただ、気が緩んでしまうと
すぐに体調に影響しますので、
引き締めてこの後も頑張ります!!

さて、本題ですが前回に引き続き、
「資金繰りと金融機関との付き合い方」
というテーマで報告していきます。




■資金繰りと金融機関との付き合い方②

前回は、中小企業においては
社長が財務(つまり資金繰り)等の
仕事を兼務していること、
それにもかかわらず、赤字の場合は
金融機関からの融資がNGだと
思ってしまっている人が多いこと、
さらに、社長だけでなく銀行員でさえ、
営業キャッシュフローがマイナスという理由だけで、
融資が厳しいという判断をしかねないこと等を
お話しました。

今回は営業キャッシュフローのマイナスが
果たして業績不振を示すものなのかどうかについて、
お話をしていきます。

●営業キャッシュフローがマイナスは業績不振?

先に結論から話をしてしまいますが、
営業キャッシュフローがマイナスという状況は、
別に営業不振・業績不振ということを
表すわけではありません。

先行投資を積極的に行い、
売上を急激に伸ばしている会社も、
営業キャッシュフローが
マイナスになることがあります。

先行投資によりキャッシュフローが
マイナスになっている場合は、
先行投資をストップさせれば、
いつでもキャッシュフローを
プラスにすることが出来ます。

これは、営業不振により
マイナスになってしまうケースとは全く異なります。

例えば、粗利益率が20%で、
販管費が月500万円の小売業の場合を考えてみます。

このケースだと、最低でも月2,500万円の売上を
達成しなければ利益は出せません。
粗利益率が20%ですから、売上2,500万円で仕入が2,000万円、
粗利益が500万円残って、販管費が500万円でトントンの状態。
したがって損益分岐点の売上が2,500万円ということになります。

もし、営業不振により、売上が2,000万円しか獲得できなければ、
当然500万円キャッシュフローがマイナスとなります
(仕入額が変わらないとした場合)。

しかし、営業が好調で3,000万円の売上を達成していても、
さらに高い売上高を目指して3,000万円の仕入を行えば
500万円キャッシュフローがマイナスとなります。
これは、利益は出ているがキャッシュフローは
マイナスになっているケースで、
黒字倒産もこういった場合に発生します。

このように、営業不振によるマイナスは、
社長の意思で止めることはできませんが、
先行投資によるマイナスは仕入を減らせば、
容易にプラスに転じることが出来るのです。

このように営業キャッシュフローがマイナス
という一つの事象だけでは、
安易に業績不振と判断できないわけです。

では、実際、どのように金融機関に
応対していけば良いのか?
ということは、次回、改めてお話していきます。
引き続き宜しくお願い致します。