お世話になってます!
諜報部長!諜報部員のDです。

2月になっても、
引き続き厳しい寒さは続きます。
本当に寒い。。。
こういう時は体調を崩さないよう、
気を引き締めています。
ただ、電車とか混雑している場所で
結構咳込んでいるのにマスクしない人!
本当に困ります!
忙しい時期なので、色々外出予定が
あるんですが、体調考慮すると
本当は家に籠って仕事してたいです。。。

さて、本題ですが今回は、
「コインチェックの仮想通貨流出問題」
について報告していきます。

■コインチェックの仮想通貨流出問題

先日世間を騒がせたニュースとして、
コインチェックの仮想通貨流出問題と
税金について考えていきたいと思います。

コインチェックの件に関しては、
ご存知の方も多いと思いますが、
コインチェックに不正アクセスがあり、
nem(XEM)という銘柄の顧客の仮想通貨、
当時レートで約580億円分が
何者かに不正送金され、流出してしまったというものです。
この件に関し、取引所であるコインチェックは
謝罪会見を開き、その後、日本円での返金も発表しています。
ただし、この返金の具体的な期日は発表されていません。
※2018年2月3日段階

●税金目線で考える問題点

ここで問題となる点が
「税」という目線では2つあります。

まず、一つ目は
仮想通貨での返金ではなく
日本円での返金という点です。

日本円での返金ということは、
仮想通貨を日本円に交換した、
つまり、その時点で利益確定したとなるわけです。
もちろん損失が出ている方もいるでしょうが、
予想外に大きな利益が出てしまう方もいるでしょう。
まだ、利益確定したくなかった方にとっては大きな問題です。

もう一つの問題は、
返金・出金がいつになるか分からないという点です。
29年中に利益を出した方は
30年の3月15日までの確定申告をし、
納税もしなければなりません。
もし、昨年利益を出して、
その利益でコインチェックで仮想通貨を
買ってしまっていたら、
コインチェックのウォレット内に
多額の資金が保管されていたら、
納税資金が足りなくなる可能性が出てきます。

●その他、仮想通貨の税金問題

また、今回の流出事件とは関係ありませんが、
億り人(仮想通貨で1億円以上儲けた人のこと)で、
無一文になる方が少なからずいるそうです。

どういうことかというと、
仮想通貨の所得は雑所得
だということが関係しています。

雑所得ですと、1億円もの利益を出せば、
その税率は住民税も合わせると約50%にもなります。
また、ビットコインの価格は昨年末に225万円を超え、
現在の価格は100万円前後と、約半分になっています。

昨年1億円利益を出した人が、
年末に220万円でビットコインを
1億円分買ってしまった場合を考えてみましょう。

1億円で買ったビットコインの価値は
現在5,000万円にまで落ちてしまっています。
しかし、昨年に1億円の利益を出しているので、
今年の確定申告では約5,000万円の税金が発生してしまいます。

こういったケースは稀ですが、
仮想通貨の所得が雑所得であること、
非常に値動きが荒いということが重なり、
こういった問題も出てくることがあるようです。

投資は自己責任ですが、まさに天国から地獄なお話しでした。

さて、今回の報告は以上です。
次回も宜しくお願いします!