諜報部長、こんにちは!経理実務に携わる、諜報部員のMです。
今回も経理実務目線での報告をさせて頂きます!今回は、「提出期限」についてのお話です。

■経理への提出期限がある書類について

諜報部長は経理に毎月何か書類を提出していますか?
私は営業での勤務経験があるのですが、営業の時は外出時に利用した交通費の申請をしていました。
従業員の立替経費だけだったり、請求書だったり・・・会計システムによって提出物は異なると思いますが、どんな企業であっても、「○○日~□□日締め」のものは、「△△日までに提出」という期限があると思います。ですが、期限があるとこの期限を守ってくれない社員さんもいるのです。

では、そもそもどうして期限があるのか?という話です。

経理の業務は、ある期間の営業成績や、ある時点の資産・負債状況を「見える化」するお仕事です。
この数値が早く確定すると、経営陣はより早く次の一手を打つ事ができます。こんな単純な言い方にしてしまいますが、業績が悪い場合は改善案を、良い場合は伸ばす方法を考えているわけです。
特に、上場会社の場合、株主の方や外部の方々にこの数値を公表する必要があります。決算発表と言いますが、これがまた厄介(そう言ってはいけませんが・・・)で、親会社が存在する場合は尚更です。子会社も親会社も上場会社の場合、子会社は親会社の発表に合わせて決算発表日が決定したりもします。力関係もあるのかもしれませんが(笑)
そうなると、IR(投資家・株主向け広報)はそれまでに資料を作らないといけない、では、IRが資料を作れる期限までに経理は数字を固めないといけない、となると、数字を固める為には、従業員の方に必要書類を提出してもらわなければならない、となる訳です。

ですから、適切な期間に発生した収益や費用は、きちんと期限内に経理に報告をお願いします。
中小企業等だと、そこまで厳しくないかもしれませんが、上場企業やそれに関連した企業にお勤めの方は、期限厳守だと思います。

以上です。では、また次回の報告で宜しくお願い致します。
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