諜報部長、お世話になっております!経理担当、諜報部員のMです。
4月になりましたが、引き続き、今週も宜しくお願い致します。

さて、今回は、「実効税率の変更」についてのお話です。

■実効税率の変更について

実効税率の変更が多い!!
と思ってしまうのは私だけでしょうか。。。

会計の収益と税務の収益では、
必ず差が生じます。
簡単に言うと、
「会計では費用として認めるけど、税務では認めませんよ。」
というものの結果、差が発生するわけです。
決算書では、この差を分かりやすく記載する為、
税効果会計を実行します。

繰延税金資産、繰延税金負債という科目で
将来発生する税金調整額をしめしてるんですよね。

私の担当している会社だと
外貨建有価証券の評価や
資産除去債務の計上時に
税効果会計が発生します。

例えば、外貨建有価証券は
毎期末に外貨の評価を行います。
その評価損益は実現していないので
税務上は認められません。
ここに税効果会計が影響してきます。

この税効果会計において重要なのが実行税率です。
簡単に言うと、税務上損益と認める事ができる時に
何%の税金がかかるのかを計算するのです。

これ!!!
この実行税率が今どんどん変わっていると思うのです!
法人税率を下げる動きがある為なのかなーと思っていますが、
会計をする担当としては
毎期実行税率を出して会計処理を考える為、面倒くさい!!!

今、決算ですが先日の改定によりまた変わるということで、
実行税率を計算する必要があり、またかー!!と思ってます。

実務をするものとすれば、しばらく変更なし!
という時が早く来て欲しいですね。

聞きなれないワードも多かったかもしれませんが、
何卒ご容赦くださいm(__)m

それでは、次週も宜しくお願い致します。
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