こんにちは!諜報部長!税理士紹介サービスを営む、諜報部員のSです。
花粉症の人には厳しい時期ですが、諜報部長はいかがですか??
私は、花粉対策メガネが手放せません・・・。

さて、前回から「開業段階から税理士と付き合うべき4つの理由」
という内容でお話させて頂いておりますが、
今回も引き続き、そのテーマで報告させて頂きます。

4つの理由

■理由2:資金調達などの相談が可能

2つ目の理由はお金についてです。
ビジネスをやるうえで重要なのは、「ヒト・モノ・カネ」の3要素と言われており、
最近では、さらに「情報」を加えた4要素と言われたりもしています。

そのお金に関して、税理士さんは当然のことながら、
プロフェッショナルなわけです。

大企業と異なり、スタートしたばかりの会社では、
「ヒト・モノ・カネ」は全て限られています。
代表者の人は、「やりたいけど・・・○○が無い」
と頭を悩ますことが多々出てくるでしょう。
そんな中、税理士さんはお金の部分で色々な選択肢を提示できる場合があります。

●創業時だから、創業時でも、利用できる?

最近では、インターネットのみを利用して行うビジネスも増えており、
事業開始時に元手となる資金が少なくても可能、
というケースも多くなってきました。

でも、やはりお金はあった方がいいに決まってる・・・。
手元の自分たちの資金だけでは心許ない・・・。
こういった場合も多々あります。

そういったとき、税理士さんに相談すると、
資金調達の方法として、幾つかの選択肢を提示してくれる場合があります。

具体的には、

  • 創業時の融資
  • 創業時の補助金(融資とセットの場合も)
  • 助成金

などです。

創業時の資金調達は、「決算書無し」で申し込むことが出来ます。
これが、最大のメリットでもあり、最大の難点でもあるのですが、
決算書が無いということは、今後の事業展開を
資料で説明しなくてはなりません。

その場合、「事業計画書」というものの提出を
求められることが大半だと思いますが、
今までの会社員時代に、中期・長期の予算計画などを
作ってきたことが無い人からすると、結構大変な作業です。

そんな時、税理士さんと付き合いをしておけば、
事業計画書の作成をサポートしてもらえたり、
今まで創業時の資金調達をしたクライアントの経験談を
予備知識として教えてもらえたりすることもあります。

また、開業段階から税理士さんと付き合っておくことで、
自分の事業内容や状況等を加味せずにいきなり申し込んだり、
もしくは情報を仕入れた時には、既に締切後だったり・・・
ということも防げます。

さらに、補助金・助成金の中には、
申し込むための必要条件を満たすために、
開業後ではなく、開業前から準備しなくてはいけないものもありますので、
早めから情報を仕入れることで、機会損失も防げます。

「融資」は、当然借りているものなので返済しなくてはなりませんが、
補助金や助成金の中には、条件次第で返済不要のものもあります
利用できるのに、利用しない手はないですよね!

●その他の資金調達専門家について

上記は税理士さんの利点ですが、
税理士さんと契約しないということを選択した場合、
スポットでも資金調達の相談に乗ってくれる人がいます。

  • 中小企業診断士(補助金など)
  • 社会保険労務士(助成金など)
  • 経営コンサルタント(融資など)

上記の人たちは、税理士さんではないので、
税務(申告書作成・提出)などは出来ませんが、
資金面での相談に乗ることはもちろん可能な人たちです。

また、助成金に関しては、代行してもらえるのは
社会保険労務士さんだけなので、
税理士さん経由で助成金の情報を貰った場合、
提携している社会保険労務士さんを紹介してもらうことになるケースが多いと思います。

それでは、今回の報告は以上です。
次回は、「開業段階から税理士と付き合うべき4つの理由」の
3つ目について、報告致します。

また、次回宜しくお願い致します。