諜報部長、お世話になっております!経理担当、諜報部員のMです。
引き続き、今週も宜しくお願い致します。

さて、今回は、「交際費の取り扱い」についてのお話です。

■交際費の取り扱いについて

交際費ってみなさん使いますか??
業種によってよく使われる方もいらっしゃれば、
全く使わない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ただ、これ、税務上は以下の情報が必要なんですよね。
① 交際相手会社
② 先方の担当者及び人数
③ 自社の人数
1人単価が5,000円未満だと勘定科目は会議費となり損金算入されますが、
5,000円以上だと接待交際費となり損金算入に条件が出てきます。
おそらく、その為に必要なのでしょう。

その為、従業員の方が経費精算を申請する際に、この情報が必要になります。
私の勤める会社の場合は、申請フォーマットにその項目を記入するようになっているのですが、
必須ではないためみんな空白で申請してくる事が多いです。
その場合は必ず質問して教えてもらいます。
もちろん、お土産や祝いのお花などのご進物も対象です。

・・・そして、これが手間なんです。。。
今、私の会社ではこれを必須項目にシステム上で設定出来るように
しようとはしていますが。。。

また、接待交際費も前期より全額損金算入ではなく、
飲食代とそれ以外を分けて会計帳簿を作成していれば
一部損金算入とする事が可能になりました。

その為、私たちは「交際費です」と申請された場合、
会議費か、
接待交際費の飲食か、
接待交際費のご進物か、
を確認する必要が出てきてしまったんですね。。

おそらく、皆様の会社でも求められる情報であると思います。
なんでこんな事聞かれるの?
何に必要なの?
とお思いになる事も多かったかもしれません。

ただ、この情報がないと損金算入できない
⇒税金の対象となる金額が増える
⇒税金が増える、ということになるんですね。

「いや、お土産とか2,000円位だし」と思わないでください。
会社はちりも積もれば山となるなんです。。。
こういう小さな積み重ねが1年通すと会社に大きな損益を生んだりするんですよね。

だから、ご協力お願いしますm(__)m

さて、今週の報告は以上です。
次回も宜しくお願いします~
経理財務・人事総務・法務の求人・転職なら|管理部門特化型エージェントNo.1【MS-Japan】