お世話になってます!
諜報部長!諜報部員のDです。

6月末には関東が梅雨明け、
という話をしたばかりでしたが、
7月に入ったばかりの先週は、
日本全国を通しての大雨でした。

早すぎる梅雨明けに関しては、
水不足を不安する気持ちにもなりますが、
先日のような大雨は
甚大な被害にも繋がりますので、
何とか、良い塩梅で落ち着いてほしいものです。

さて、本題ですが今回は、
「自計化と記帳代行」
というテーマで報告していきます。

■自計化と記帳代行

事業を行う場合、会計処理を税理士事務所に
丸投げするケースがあるかと思います。
確かに、税理士事務所に全て任せてしまえば、
会計処理の業務の負担が減って
良いかもしれませんが、
自社の経理業務の効率化を求めるのであれば、
自計化にも注目してみてください。

自計化とは、領収書や請求書などの伝票の整理から、
帳簿記帳、会計ソフトへの仕訳入力を
税理士事務所に依頼するのではなく、
自社で行うことです。

●自計化のメリット・デメリット

下記に自計化のメリット・デメリットをまとめてみました。

自計化のメリット

  • 経営状態や業績をすぐに把握することができ、業績予測が立てやすい
  • 金融機関からの信用を得られる
  • 資金繰りの状況を常に把握できる
  • 税理士報酬が記帳代行よりも割安になるケースが多い

自計化のデメリット

  • 作業量が増加し時間がとられる
  • 自計化には会計ソフトやパソコンなどの準備が必要
  • 経理処理をするためには知識が必要になる

自計化は、顧問先だけではなく、
税理士事務所にとってもメリットがあります。
そして、それは最終的に顧問先に大きなプラスとなります。

顧問先が自計化をすることにより、
税理士事務所側は記帳作業そのものよりも、
業績データの分析、それに基づいた節税の提案などに
時間を使えるため、税理士事務所側は、
付加価値の高い業務に集中できます。

特に資金繰りなどの財務の状況を
スピーディーに把握することは非常に大切です。
会社の財務状況の把握が1か月遅れれば、
それが致命的なダメージになることもあります。
場合によっては、資金繰りが回らず倒産することもありえます。

確かに、開業当初などは社長一人で経営するケースも多く、
時間が足りなくなるものです。
ただ、楽という理由だけで
記帳代行を選ぶのは早計かもしれません。

仮に経理初心者という方にも、
自計化の希望があれば、
税理士は「自計化指導」を行います。

ですので、自計化か記帳代行かはよく考え、
税理士と相談しながら決めていきましょう。

税理士をお探しの方は、
是非こちらでご相談ください。
「税理士紹介ネットワーク~タックスコンシェルジュ~」
https://www.tax-concierge.net/

さて、今回は以上です。
次回もまた宜しくお願い致します。