諜報部長、お世話になっております!
経理担当、諜報部員のMです。

引き続き、今週も宜しくお願い致します。

さて、今回は
「内部統制
についてのお話です。

■経理が話す「M&A後に認識する内部統制の重要性」

諜報部長の会社には
内部統制のしくみってありますか??

現在の勤務先は上場企業なので、
当然その仕組みがありますが、
私が勤務していた
前の会社にはあったような。。
なかったような。。
という記憶の状態です 笑

M&Aをすると統制の大事さをいつも感じます。
特に私が経験しているM&Aは
非上場かつ個人事業の会社が
成長したような会社が多いからかもしれませんが。。

こういう会社って性善説で
多くの仕組みができてるんですよね。
基本的に社長しか決済権限を持っていなくて、
その他は性善説。
この人なら信じていいという、
社長判断で仕組みが作られている印象です。

例えば。。。
製造の会社であれば、材料費って必ず発生します。
その費用って誰でもいくらでも購入できるんです。
経理も「請求書がきたので払った」という状況ですね。

でも、この仕組みだと、悪い社員が混ぜた
嘘の請求書がきたって分からない。

以前、どこかの航空会社で
詐欺にあったというニュースがありましたよね。
請求書が来たから払った結果、
詐欺会社からのメールだった。というやつ。

こんな事も起きてしまうし、
下手したら不正されて
従業員に払っていても
おかしくない状況なんです。

ちゃんと然るべき決済者を作り、
費用を把握する人の決済があってこそ
支払いを実行できる仕組みが必要なんです。

他にも、社長が個人事業主感覚で
会社のお金を使います。
キャッシュカードを使い
用途不明の引き出しが多い。

こんな事をM&Aした後にやられると困ります。
もちろん本当に必要な経費が大半であると思いますが、
「不正しただろ!」とか
「不正に加担しただろ!」とか
疑われたくないので、
私たち経理としても
自分を守るためには
ルールを守る姿勢をとることは
大事であると考えられます。

社長や従業員にとっても
自分を守るために必要なのです。
でもそれを煩わしい!
と思ってしまうのが人間なんですよね。

まあ、今までは明確なルールが
無かった状態の人からすれば、
手間が増えるわけなので、
実際に煩わしいとは思うのですが。。。

改めて統制の大事さに見つめ直してもらえればと思います。

では、今週は以上です。
また次週宜しくお願いします!
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