諜報部長!お世話になってます!
さすらいの情報収集家Kです。

さて、今回は先日発生した
「世界同時株安」についてです。
しっかりチェックしておきましょう!




■世界同時株安!一体何が起きているの?

2月5日のニューヨーク市場で
ダウ平均が過去最大の下げ幅を記録しました。
これを契機に米国を起点とした株安が
全世界的に波及しています。
一体何が起こっているのか、どういうことなのか、まとめてみます。

●世界中で株価が下落! 好景気なのになぜ?

まずはニュースからです。

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世界中で株価下落、なぜ拡大 引き金は米国の雇用好調

https://www.asahi.com/articles/ASL255DBSL25ULFA01Y.html
2018年2月6日05時12分 朝日新聞DIGITAL

米国の株価急落をきっかけに、世界中に株価下落が広がった。
5日の東京株式市場では、日経平均株価の終値が
592円も下落。
金融緩和による低金利のマネーが企業収益を拡大させ、
株高にもつながってきたが、緩和縮小が続く米国では
金利が急上昇し、先行きに不透明感が出ている。
株価下落は一時的なのか、景気が転機を迎えたのか、
市場には警戒感が広がっている。

米株価急落のきっかけとなった
1月の雇用統計は好調な内容だった。
なぜ株安につながったのか。

米経済を覆ってきたのは、景気が良くなっても低金利が続く
「適温経済」と呼ばれる状況だ。
日米欧の中央銀行の金融緩和の効果で、
企業は低金利で資金調達できる状況が続いた。
ダウ工業株平均は最高値更新を続け、
1月4日は終値で2万5000ドル、
17日は2万6000ドルを超えた。

米連邦準備制度理事会(FRB)の
この2年間の利上げペースは緩やかで、
株価に大きく影響しなかった。
しかし2日の雇用統計では
市場予想を上回る賃金上昇となり、
FRBが景気過熱を抑えるため
利上げペースを上げるとの見方が出た。
米長期金利は一時約4年ぶりとなる
年2・85%まで上昇。
企業への影響が懸念され、株価が急落した。

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米国を発端として世界的に波及した株安。
既に一部の報道では「リーマンショックの再来か」
といったような悲観的な見方も出始めているようです。

ですが、そもそも発端となった
米国の雇用統計は市場の予想を上回る好材料でした。
素直に考えると、好景気を示す材料が出れば
企業業績の好転に期待して株価は上がるものです。

ですが、今回逆に下落した理由は、
金利上昇を懸念したものだったと言われています。

好景気が続く米国では、景気が過熱しすぎないように
利上げが定期的に行われていました。

それがさらに加速するとの見方が強まり、
その結果、企業の借り入れ負担が増えたり、
株を売却して債権へ移行するという
予想がされたことが株価の下落につながったようです。

さらに、タイミングの悪いことに2月5日は、
FRBの議長がイエレン氏からパウエル氏へ交代した翌日。
機敏に対応することができなかったのも
1つの要因になったのかもしれません。

こうした米国市場の先行き不安が世界に波及して、
世界同時株安につながったということのようです。

●その影響は日本にも

米国の影響はすぐさま日本へも波及しています。
2月2日に2万3千円台だった日経平均株価は、
2月14日2万千円台まで下落。
日本の株式市場に混乱を来しました。

2月16日現在では米国の反発を受けて
多少取り戻している感もありますが、
今後どのような動きになるか、まだ先行きが不安な状況です。

また、影響は株価だけでなく、
ドル円相場にもあり、急速に円高に振れています。

こうした動きに菅官房長官は記者会見で
「米国経済をはじめ世界経済は堅調に推移しており、
日本経済は企業収益が過去最高、雇用所得環境は改善をし、
経済の好循環は確実に回り始めている。
金融市場の動向を含め、世界経済の動きや
日本経済の動向をしっかり注視し、
経済運営に万全を期していきたい」とコメント。

麻生財務相も同様に
「株価が上がったり下がったり、やたら幅が大きい。
世界経済のファンダメンタルズは全然悪くない」と発言し、
市場の混乱に対して抑制的になるべきとの考えを示したようです。

●いつまで続くの?

では、この混乱はいつまで続くのでしょうか?

実際のところ、16日現在では日本株・円ともに
反発の兆候が出始めていますので、
既に落ち着いたとの見方もあるようです。

一方で、「円高株安スパイラル再来」だとか
「日本債権バブルの崩壊」だとか
悲観的な見方もあるようですので、
当面の間はまだ混乱は続きそうな気がします。

その理由は、先行き不透明な状況では、
比較的安全とされる日本円が買われる傾向にあること、
また2~3月は日本企業が決算前の
レパトリエーションで円高圧力が高まることがあります。

※レパトリエーション:
企業が海外で稼いだ資金を
本社へ送金し自国通貨へ換金すること。

また、3月20・21日に予定されている
連邦公開市場委員会(FOMC)で
米国の金利引き上げがどうなるかが
ハッキリしてくるまでは、
最終的な不安感は払しょくされないのではないでしょうか。

そうした意味では、3月下旬までは
警戒しながら様子見することが大切な気がします。

以上、いかがでしたでしょうか。
冬季オリンピックの最中に
世界同時株安で混乱している株式・債券市場。
当面の間はまだ警戒が必要な状況と言えるのではないでしょうか。

特に気になるのが朝鮮半島有事。
北朝鮮は、オリンピックにかこつけて
美女応援団などの微笑み外交で
時間稼ぎをしていますが、
奇しくもパラリンピックが終了するのが3月18日。

今回の世界同時株安の混乱が収束した後に、
新たな火種となる可能性があることにも注意が必要かもしれません。。。

ということで、今回は以上です。
それでは、また次回宜しくお願い致します!