お世話になってます!
諜報部長!諜報部員のDです。
今回も宜しくお願いします!!

今年も今日が終われば後1週間。
来週の水曜以降は日々お休みの
企業やお店が増えてくる時期ですね。

朝晩と日中の寒暖差が激しく、
体調を崩しやすいですが、
年末年始を健康に乗り切りたいものです。

さて、本題に入りますと、
今回は「確定拠出年金について」
について報告していきます。




■確定拠出年金について①

確定拠出年金が導入されたのは
2001年の10月です。
導入されて16年以上経過していますが、
厚生労働省によると、
加入者は約600万人とされています。

これは労働力人口の約1割程度の水準で、
その普及はまだまだ不十分だといえます。

ただ、老後の資金を考えるうえで、
この確定拠出年金を理解していないのは
もったいないかもしれません。

●確定拠出年金誕生の背景

最初に日本の年金制度について説明します。

日本の年金制度は、
3つの年金から構成されているため、
「3階建て」などと呼ばれています。

まず、1階部分として、
20歳以上の全国民が加入する国民年金があります。
これは、加入期間の長さによって
もらえる金額が変わってきます。

次に、2階部分として、
民間のサラリーマンや公務員等が
加入する厚生年金保険、
個人事業主などが加入する
国民年金基金があります。
厚生年金保険は強制加入のため、
選択の自由はありません。
公務員は従来共済年金に加入していましたが、
2015年に厚生年金保険に一元化されました。
一方、国民年金基金は任意加入で、
加入すると追加の掛金の負担が生じますが、
将来受け取れる年金の金額は増加します。

3階部分は、従業員を対象として
企業が独自に運営する確定給付企業年金があります。
企業によっては、高額の年金が受け取れる場合もあります。

確定拠出年金はこれらの公的年金に
上乗せされる部分の新たな選択肢
として導入されました。

毎月の掛金が個人ごとに明確に区分されて、
掛金とその運用収益の合計額を基に年金給付額が決定し、
老後に受給できる年金です。
会社が行う確定拠出年金企業型と
個人が任意に加入できる確定拠出年金個人型の
2種類があります。

確定拠出年金を導入している会社に
お勤めの人は企業型へ、
それ以外の会社員や自営業などの
国民年金加入者は個人型に加入することができます。
また、専業主婦や公務員でも加入することができます。

さて、今回の報告は以上です。
今回は確定拠出年金の成り立ちについて
話を進めていきましたが、
次回は、その詳しい説明と
メリット・デメリット等に触れていきます。

次回も宜しくお願いします!