諜報部長!お世話になってます!
さすらいの情報収集家Kです。

今回は、「2017ヒット商品」
についてです。
しっかりチェックしておきましょう!



2017ヒット商品ベスト30発表! 今年はどんな商品が?

「日経トレンディ」(日経BP社)が選ぶ
「2017年ヒット商品ベスト30」が発表されました。
毎年発表されているこのヒット商品ですが、
今年はどんな商品がヒットしたのでしょうか?

ヒット商品を見ることで
現在の世相が見えてくるかもしれません・・・
と、いうことでまとめてみます。

●ヒット商品1位は「Nintendo Switch」

まずはニュースからです。
※ヒット商品1位は「Nintendo Switch」–NIKKEI TRENDY 11月2日

http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1008498/103101004/?ref=nbptrn_else

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2017年11月2日、月刊情報誌「日経トレンディ」が
「2017年ヒット商品ベスト30」を発表した。

毎年恒例のこの企画は
2016年10月から2017年9月までに
発表された商品やサービスを、
「売れ行き」「新規性」「影響力」の
3項目で総合的に判定。
それぞれのヒットの度合いを評価し、
1位から30位までのランキングに集計したものだ
(期間前に発表・発売された商品でも、
期間内に著しくヒットしたものは対象となっている)。

ランキングの「ベスト10」は以下の通り。

1位 Nintendo Switch

2位 明治 ザ・チョコレート

3位 クラウドファンディング

4位 ミールキット

5位 ビットコイン

6位 クラフトボス

7位 リンクルショット メディカル セラム

8位 でか焼鳥

9位 anello(アネロ)

10位 ハンドスピナー

ゲームの壁を破り、180万台突破でもいまだに争奪戦

1位となった「Nintendo Switch」は
年末商戦後の3月に発売されたにもかかわらず、
8カ月で180万台を突破。
いまだに品薄状態が続いている。

携帯ゲーム機にも据え置き機にもなる仕様や
感触をリアルに感じられる「HD振動」の
斬新さだけでなく、
第1弾「ゼルダの伝説」でコアなファンを
うならせるなどソフト戦略も奏功した。

このほか、日経トレンディ12月号(11月4日発売)では
「2017年ヒット商品ベスト30」を詳しく紹介している。

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今年のヒット商品1位は「Nintendo Switch」とのことです。
Nintendo Switchは、2017年3月に発売され、
現段階で累計763万台、ソフトは2748万本販売されているようです。

確かにヒット商品であることは
間違いないのですが、過去に発売された
任天堂のゲーム機と比較してみると
意外と微妙という気がします。

次のグラフを見てください。

これは任天堂ゲーム機の国内販売台数の初動推移です。
(縦軸は累計販売台数、横軸は経過週数)

これを見るとお分かりかと思いますが、
国内の販売台数の推移は
Wiiに比べると約半分という状況です。

発売時期の戦略もあるかもしれませんが、
Wiiはクリスマスシーズンに発売されているので
発売後6週間で100万台突破していますが、
Switchは17週で100万台突破となっています。

それでも据え置き型ゲーム機としては
早い方ではありますから、
ヒット商品であることは間違いないのですが、
それほど大ブレイクというわけでもない
とも言えるのではないでしょうか。

任天堂側としては、Switchに使っている半導体が
スマホ等との需給バランスで
作りたくても作れない状況が続いていたようで、
実際の需要に対して十分供給できていなかった
と見ることもできなくもありません。

いずれにしても、これからいよいよ
クリスマスシーズンに突入しますから、
そこでの実績でホンモノであるか
試されることになると思います。

ちなみに、ご紹介している情報は
あくまで国内販売のものですが、
任天堂の発表ではSwitchは海外で多く販売されており、
現段階で763万台とのことです。

※参照:Nintendo Switch
https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/index.html

●2位の明治ザ・チョコレートは1年弱で3000万販売

2位にランキングされた
明治の「ザ・チョコレート」は高級志向のチョコレートで、
2014年に発売開始されていたものを
製造からパッケージまでを一新して
装い新たに登場した商品です。

価格は50g税込み237円で、
明治の定番商品「ミルクチョコレート」が
同じ50gで111円であることを考えると
倍以上の付加価値商品というわけです。

数年前にカカオ含有量を高めた
高級志向チョコレートが一時ブームになりましたが、
この明治ザ・チョコレートは
その流れをくむ商品のようです。

こうした背景には健康志向の高まりがあるようで、
カカオに含まれるカカオポリフェノールに
動脈硬化の予防効果があることが
広く知られてきたことがヒットに繋がったのかもしれません。

また、世界最大のチョコレートの祭典
「サロン・デュ・ショコラ パリ」で
デザイン賞を獲得したり、
ロンドンのコンテストでも高く評価されたり等の
実績も購買行動に影響を与えているのかもしれません。

ちなみに、このシンプルなパッケージは
余白が多いからなのか
落書きしてSNSに載せるのが
ひそかに流行っているようです。

※参照:明治 ザ・チョコレート
http://www.meiji.co.jp/sweets/chocolate/the-chocolate/

●3位はクラウドファンディング。いまさら?

3位はクラウドファンディング。
クラウドファンディングとは、
不特定多薄の人がインターネットを通じて
個人や組織に資金的な協力を行うことで、
「新しい商品やサービスを作りたい」、
「こんな活動をしたい」と考える
個人や企業・団体の新たな資金調達手段
として注目を集めていました。

そのルーツは古いのですが、
国内では2014年がクラウドファンディング元年
と言われ、様々なサービスが始まっています。

クラウドファンディングの特徴としては、
SNSを使った拡散効果で、
面白い取り組みや優れたコンセプトを持つ商品など
人々の共感を得やすいものは一気に拡散され、
あっという間に目標の資金を調達できることが注目されています。

ですが、その特徴から炎上することも少なくなく、
しばしばネットニュースを賑わすことも
ありましたので、ご存知の方も多いと思います。

では、なぜ今クラウドファンディングが
ランキングされたのでしょうか?

日経BP社はランキング理由を
公開していないので、
あくまでも推測なのですが
「大企業が利用し始めたこと」
にあるのではないでしょうか。

巨大資本のあるソニーや東芝は
クラウドファンディングを使って
商品開発をし始めました。

その背景には、モノが売れない時代に
新しい製品を企画しても
「どれくらい売れるかわからない」
ことからボツになるケースが少なくありません。

もちろんマーケティング調査は
どの企業も行っていますが、
「これほしいですか?」といくら聞いても
その結果が当てにならないという現状があります。

一通りのモノが充足している現在は、
「ほしい」と思っても
実際に購入するまでには至らない
ケースが多いわけです。
「ほしいけど、別になくても困らない」というわけです。

ですから、企業は何らかの形で
購入に至るキッカケを作りたいと考えているのです。

つまり、「SNSで話題」や「CMが人気」
のようなものに加えて、
「クラウドファンディングで目標達成」
というキッカケが増えたということです。

また、クラウドファンディングの場合は、
実際に資金提供した個人は
購買まで至った人ですから、
マーケティング指標としての効果も
少なからず期待できるでしょう。

とは言え、資金のある大企業の
クラウドファンディングは
実は「ただの予約販売」に過ぎないので、
そうしたことに支援者が気が付けば
失速する気もします。

そうした意味では、
今後も大企業の利用が続くかは微妙
という状況ではないでしょうか。

※参照:ソニーの利用事例
「Qrio Smart Tag」であなたの大切なものがすぐに見つかる!
https://www.makuake.com/project/qrio-smart-tag/
※参照:東芝の利用事例
アナタの酔いをコントロール。大人の新習慣、学習型アルコールガジェットTISPY
https://www.makuake.com/project/tispy/

●結局のところ、みんなが大注目したものはない?

ここまで1~3位を深堀してみましたが、
買ったことのあるものは
ありましたでしょうか?

Nintendo Switch等は
CMも多く流れていますから、
多くの方が知っているとは思いますが、
国内販売台数は216万台という状況で、
さらにこの数には爆買い中国人の購買も
多く含まれているようですから、
まだまだ普及途上という感じだと言えると思います。

ヒット商品ランキングを全体を見渡して見ると、
やはり大ブレイクしたものはないという気がします。

クラウドファンディングの
説明時にもふれましたが、
やはりモノが充足する時代に
ヒット商品を作ることの難しさが
表れたランキングと言えそうです。

「どうしてもほしい」と
皆が口々にするような商品は
なかなか出てきませんが、今後の企業努力に期待したいところですね。

最後に、ランキング11~30位も載せておきます。

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11位:うんこ漢字ドリル

12位:AirPods

13位:キュキュット CLEAR 泡スプレー

14位:IHI ステージアラウンド東京

15位:LIP38℃ リップトリートメント

16位:クリニカKid’s ハブラシ

17位:ローカーボ食品

18位:ノート e-POWER

19位:ジェルボール 3D

20位:シールド乳酸菌

21位:KOIKEYA PRIDE POTATO

22位:うまれて!ウーモ

23位:ミニオン・パーク

24位:glo(グロー)

25位:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

26位:エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリーム S

27位:バーミキュラ ライスポット

28位:DAZN/AbemaTV

29位:日清カレーメシ

30位:GINZA SIX

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それでは、今週の報告は以上です。
次回も宜しくお願い致します。