諜報部長!お世話になってます!
さすらいの情報収集家Kです!

今回は世間をにぎわせている、
「メルカリ現金売買騒動」についてです。
しっかりチェックしておきましょう!




■メルカリ「現金売買騒動」の真相ー前篇

メルカリ、使っていますか?
手持ちの不要な物をスマホで簡単に売買できますから便利ですよね。
そんなメルカリで最近「現金」が売買され、何かと問題になっているようです。
一体何が問題なのか?
その後どうなったのか?
についてまとめてみます。

●メルカリで現金が売買され騒動に

まずは、ニュースからです。

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メルカリで現金の出品が横行 その実態はクレカの現金化

2017年 04月 23日 18:01 ゴゴ通信
http://gogotsu.com/archives/28051

ネットオークションサービス『メルカリ』で
数日前から現金が出品され話題になっている。
当初は綺麗な1万円札やピン札を出品している
ものだと思われた。
5万円を5万円以上の値段で出品しており
買う人がいるのだろうかと疑問にも思えた。

しかし、その実態はとんでもないものだった。
街中でよく見かけるクレジットカードの現金化
そのものであった。
出品者は5万円を5万9500円と割高で出品しており、
どうしても現金が手元に欲しい人が
5万9500円出して5万円をクレジットカードで
決済して購入するという仕組みである。
出品者は約9500円の儲け(手数料除く)となり、
落札者は手元に5万円札が届く(9500円のマイナス)。
もちろんクレジットカードの枠も使っていることになる。

どういう人が使うのか?
至急消費者金融にお金を返さなくてはいけない人や
冠婚葬祭で現金が必要な人などが使うのだろうが、
前者がほとんどのケース。
また街中の現金化と違い
メルカリの決済の場合は落札になるので
クレジットカード履歴に傷が付きにくい。

こういう現金化を行う人は、
翌月または翌々月の
クレジットカードの支払いに困り、
また同じ事を繰り返す羽目になる。

販売するほうも問題あるが
現金化する方にも問題がある。
これは『メルカリ』側も早々に対策に出そうだ。
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メルカリでの現金販売がネット上で問題になり、
早急に出品禁止などの対策がとられましたが、
その後、現金を折って作られた
オブジェと称するものや
チャージ済みSuica、パチンコの特殊景品などに
波及していきイタチゴッコが続いているようです。

こうした換金性の高い商品が実際の価値以上の価格で取引されている背景には、マネーロンダリングやクレジットカードの現金化が狙いであるという見方がされているようです。

●マネーロンダリング・クレカ現金化の手口とは

具体的な手口はどのようなものなのでしょうか。
確認してみましょう。

【マネーロンダリング】

マネーロンダリングとは、
違法な方法で得たお金を
合法な方法で得たお金であると
偽装する目的で処理することです。

つまり、犯罪行為で得た資金を
正当な取引で得た資金のように見せかける行為や、
口座を転々とさせたり、
金融商品や不動産、宝石などに形態を変えて
その出所を隠したりすることをいいます。

古くは海外の銀行口座に転々とさせることで
資金の流れを追えなくさせる手口が一般的でしたが、
近年国際協調が進み海外移転での
マネーロンダリングが
難しくなってきていると言われています。
そのため、資金を小口に分割して
金融商品の売買などを利用する方法が
増えてきているようです。

【クレジットカード現金化】

クレジットカード現金化とは、
クレジットカードの買い物の枠(ショッピング枠)を
現金に換えるというものです。

クレジットカードには、
お金を借りることができるキャッシング枠と
買い物ができるショッピング枠があり、
キャッシング枠を限度まで使い切ってしまうと、
それ以上はお金を借りることができなくなります。
ですが、ショッピング枠が残っていれば
買い物はできますので、買ったものを売って現金に換えるのです。

ショッピング枠現金化の方法も様々な手口があり、
それを専門に取り扱う業者を使い、
キャッシュバック付きの商品を購入することによって
現金化を行う方法や
金券などをカードで買い、それを売って
自分で売買する方法などもあります。

これを踏まえて、今回メルカリで起きたケースを考えてみましょう。

●メルカリで起きた現金売買の流れ

今回の現金売買騒動が、
マネーロンダリング・クレジットカード現金化であったと想定すると、次の図のような形になります。

ここでは、マネーロンダリングをしたい者Aと
クレジットカード現金化をしたい者Bの
両者の意図が合致して取引されたことを想定しています。

推測になりますが、
おそらくAとBはメルカリ上で取引を行う前に
連絡を取り合っていたと思われます。

なぜなら、クレジットカードを現金化したい者は、
換金性が高い物であれば
何を購入しても良いわけですから、
額面以上の値段設定された現金を
購入するとは考えにくいからです。

ましてや、メルカリを普段から
使っている者であれば、価格交渉は当然ですから
効率的な取引で現金化できるわけです。
※例)12万円のブランドバックを値切って10万円で購入し、それを11万円で出品する。

この場合、クレジットカードの現金化をしながら、
1万円増やすことができます。
要するにメルカリで転売するだけです。

つまり、事前に両者が連絡を取り合った上で、
現金の値段や出品タイミング、
配送方法などを調整していたと考えれば自然です。

では、どのように連絡取り合っていたのでしょうか?
その答えは、「ある業者」にあるのかもしれません。

●クレジットカード現金化業者の存在

クレジットカード現金化を
専門に行っている業者が存在するのをご存じでしょうか?

その方法は業者によって様々ですが、
一般的な手法としては次のようなものです。

  1. クレジットカード現金化業者がネットなどで広告を出す
  2. 現金化したい利用者が業者に申し込む
  3. 業者が利用者に対して、指定の場所で
    指定の商品(主に情報商材)を購入させる
  4. 業者は利用者指定の銀行口座に
    キャッシュバックと称して90%程度の返金を行う

つまり、メルカリで起きた現金売買は、
このようなクレジットカード現金化業者と
利用者の取引だった可能性があるわけです。

そもそも、クレジットカード現金化は
違法ではありませんが、
カード会社が利用規約で禁止している行為です。
そのため、カード会社は
不正取引の監視を強化していますが、
クレジットカード現金化業者も
試行錯誤しているようで、
イタチゴッコは続いているようです。

メルカリでの現金売買は、
このようなクレジットカード現金化業者が
試行錯誤の一環で利用された手口の一端なのかもしれません。

以上、いかがでしたでしょうか。
メルカリで起きた現金売買は、このような仕組みで行われたと考えられます。

今回まとめた通り、
「マネーロンダリング・クレジットカード現金化が目的」だと
新聞・テレビなどでも大きく報道されました。
ですが、全く別の目的であった可能性がある気がします。

次回は、マネーロンダリング・クレジットカード現金化以外の可能性についてまとめてみたいと思います。

次回も宜しくお願い致します。