諜報部長!お世話になってます!
さすらいの情報収集家Kです!

今回は「4Kテレビ」についてです。
しっかりチェックしておきましょう!!




4Kテレビの不都合な真実

皆さんは4Kテレビ、もう買いましたか?
最近はテレビを持っていない人も
増えているようなので、興味ない方も
いるかもしれませんが、
2020年の東京オリンピックは
4Kテレビで見たいですよね?

ですが、4Kテレビの裏側には
不都合な真実があるようです。。。

 ●4K試験放送が4月からはじまってます!

まずは、ニュースからです。
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初の衛星左旋4K試験放送が4月1日11時開始。
4K/8K実用放送は’18年12月

2017年 03月 31日 15:04 AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1052487.html

放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は、
東経110度CSを利用した衛星基幹放送による
国内初の「左旋円偏波による4K試験放送」を
4月1日午前11時より開始する。
2018年からの4K/8K実用放送開始に向けた
機器開発や検証などに活用されるもので、
現在の市販テレビでは視聴できない。
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4月1日から4K試験放送が始まっています。
この試験放送は、従来の東経110度CS放送の
右旋円偏波による試験放送とは異なり、
左旋円偏波によるもので国内初となります。

「え?じゃ何chで見れるの?いつから?」
と思われた方もいると思いますが、
試験放送とは一般の方が見られるものではなく
テレビ局の支局レベルが持つ試験機でしか見られないものです。

ちなみに、全国のNHK放送局では一般公開されていますので、
興味のある方は行ってみるのも良いと思います。
※詳しくは http://www.nhk.or.jp/shv/

ここで「右旋円偏波と左旋円偏波って何が違うの?」
と思った方も多いと思いますが、
その説明はちょっとおいておきます。

既に4Kテレビを買った人が
こう聞いたらびっくりするかもしれません・・・

●いまお持ちの4Kテレビでは今後始まる4K実用放送を見られません!

「な・・・なんだってーー!?」
と思った人が多いのではないでしょうか。

それもそのはず、メーカーも販売店も
4K実用放送が見られないことを
ちゃんと説明していない気がします。

むしろ「東京オリンピックは4Kテレビで!」
という形で宣伝している印象です。

例えば、パナソニックの4Kビエラでは、こんな感じです。

パナソニック公式サイト
http://panasonic.jp/viera/

 

まさに「4Kビエラで東京オリンピックを見ましょう」
と言わんばかりです。
(ただし、「東京オリンピックを見ましょう」とは書いていません)

そこにはちゃんと説明していない実情がありそうです。
ビエラの公式サイトを見ると、
「4Kテレビの疑問解決!」というコーナーがあり、
次のようなQ&Aがあります。(2017年4月23日現在)

Q.今、4Kでどんなコンテンツが楽しめる?
A.ケーブルテレビやインターネット動画などの4Kコンテンツが楽しめます。

Q.4K放送っていつから見られるの?
A.「スカパー!4Kチャンネル」「ケーブル4K」など、4K放送商用サービスも本格的に始まりました。

このQ&Aを見ていかがでしょうか?
東京オリンピックのことは一言も触れられていないのです。

さらに、「4K放送っていつから見られるの?」
の回答には次のような注釈もついています。

2015年3月1日より124/128度CSおよびケーブルテレビにて、4K放送商用サービス「スカパー!4K 総合」「スカパー!4K 映画」、また、2015年12月1日よりケーブルテレビ(CATV)業界共通の4K専門チャンネル「ケーブル4K」の放送が開始されました。4K放送の受信には専用のチューナーやアンテナ、セットトップボックスが必要です。現状の4K対応テレビなら、4Kの本放送が開始された時も、受信用チューナーに対応してします
※原文ママ

つまり、現状発売されている4K対応テレビでは、
今後放送される4K放送が受信できない=見れないのです

見るためには、別途発売されるかもしれない
受信用チューナーを購入する必要がある
のです。

さらに、この受信用チューナーの発売を
正式に発表しているメーカーは現段階でほとんどなく、
どうなるかわからない状況です。

※受信用チューナについては、パナソニックは次のような状況です。
当社の4K対応チューナーの商品化については検討中です。
他社製チューナーをご購入いただいても使用可能ですが、
4K本放送の規格はまだ未定であり、将来変更がある場合があります。

その背景には、4K放送の仕様が固まっていないという状況だけでなく、
高解像度の映像を処理する半導体が高いため
売れる価格帯で発売できるかわからない状況のようです。

将来的に量販されれば安価になるはずですが、
現状では最低でも5万円以上はすると噂されています。
現状の4Kテレビの相場は10~20万円あたりですから、
かなり高いと言わざるを得ません。

●いま使っているパラボラアンテナでは一部の4K放送が受信できません!

冒頭のニュースで「右旋円偏波と左旋円偏波」
について触れましたが、今後予定されている4K放送は
従来の方式とは異なり、新しい方式での放送となるわけです。
(従来の東経110度CS放送の右旋円偏波から左旋円偏波へ)

そのため、左旋円偏波を受信できるアンテナが別途必要
となるわけです。
さらに、複数台のテレビを所有されている方などは
分配器や同軸ケーブルなどの買い替えも必要になる
可能性が高いのです。
(ケーブルテレビの方は必要ありません)

●いま使っているビデオレコーダーでは4K放送は録画できません!

テレビと同時にブルーレイレコーダーなどを
購入された方も多いと思いますが、
4K放送については仕様以前に
録画できるかどうかも検討段階で未定
という状況です。

最悪の場合、4K放送自体録画できないことになる
可能性もあります。

おそらく録画させたくない放送局側と
録画させたいメーカー側の意見が対立しており、
落としどころが見つけられていないという状況なのでしょう。

さらに、放送局側には「録画させたくない」だけではなく、
ほかにも事情がありそうです。

●4K放送をしたくない放送局

現状の4Kテレビの状況はご理解頂けたと思いますが、
実は放送局にも問題がありそうです。

まず、次の前提を見てください。

【前提】
  1. 地上波デジタル放送(地デジ)は、4K/8K放送に対応する予定はない。
  2. 衛星放送は、今後4K/8K放送に対応する予定。
  3. 一部の衛星放送・ケーブルテレビ・ネットテレビで現在4K放送が行われている。
  4. オリンピックを放映するのは、ジャパンコンソーシアムに加盟する放送局
    (NHK、在京キー局(4局)、テレビ東京など)

この前提を一言でまとめると、
東京オリンピックの放送は、NHKを含む在京キー局が行い、
衛星放送のみ4K放送となる
」ということです。

ですが、ここで問題が生じます。
先の前提1の通り、地上波放送は4K対応する予定がありませんので、
NHKを含む在京キー局が衛星放送で
東京オリンピックを放送する
ことになるわけです。

しかし、これらの放送局はいずれも地上波放送がメインの
ビジネスモデルですが、衛星放送に視聴者を振り分けてしまうと
地上波放送の視聴率が低下してしまうのです。

その上、4Kテレビの現状が前述の通りですから、
実際に4K受信用チューナーを購入して視聴する人が
どれくらいいるか読めないわけです。

放送局の立場としては、4K放送対応のための
機材投資が莫大になるのに加え、
東京オリンピックの放映権が史上最大規模に膨れ上がっており、
その上で地上波の視聴率が低下し収入減となる可能性がある
となれば、なんのために4K放送をするのかわからない状況なのです。

●では、いつ4Kテレビを買ったらいいの?

こうなってくると、一番の疑問は
「いつ4Kテレビを買ったらいいの?」ということでしょう。

ひとつ言えることは、4Kの実用放送が2018年12月から始まる
ことが決まったということです。

この段階では、4K実用放送を受信できるチューナーを搭載した
本当の意味での4Kテレビが発売されているでしょうから、
そのタイミングである2018年末商戦が一番確実だと言えそうです。

どうしても4Kテレビが今欲しいと考えているのであれば、
4Kテレビではなくテレビチューナーを搭載していない
4Kディスプレイの方が良いと思います。

4Kテレビに比べて価格が半額以下で買えますし、
ケーブルテレビなどに加入すれば割安でSTBを入手できるでしょう。

以上、いかがでしたでしょうか?
意外と知らない人が多いようだったのでまとめてみました。

もう買ってしまった方も買い控えようという方も、
「買いたい時が買い替え時」という名言もありますから、
結局は「自分が納得して購入する」のが
一番のタイミングだということですかね。

それでは、今回の報告は以上です。
また次週宜しくお願い致します!