諜報部長、こんにちは。某会社で経理部署に所属している、諜報部員のMです。
今回も経理実務目線での報告をさせて頂きます!

今回のテーマは「経理と労務について」です。

社内での部署間連絡のことも触れています!

■経理と労務について

私が勤めている会社の場合は、従業員の方のお給料に関して、社会保険労務士(社労士)事務所と労務部署で作成した「給与控除一覧」で経理に報告頂くことで会計(データ、ソフト)に取り込んでいます。

そこでよく発生するのが、伝えるべき情報の伝達不足です。
「給与決定者から労務への連絡漏れ」、「労務と社労士事務所での連絡漏れ」、「労務と経理の連絡漏れ」。
連絡経路自体が3つもあるので、事前に気づいてどこかで修正されれば、そこまで問題無いのですが、経路が多く連絡漏れが発生しやすい状況ということもあり、実態としては、最終的に会計があるべき数値にならない事で初めて発覚する、つまり、経理で発見される事が多いのです。

経理側のお話をすれば、ある期間に発生した収益と費用を集計したものが損益計算書です。上場していればその数値を外部に発表します。その為、損益計算書の数値が誤った数値とならないよう対応する事も、経理の仕事となってきます。
私達は色々な部署の状況に、労務以上にアンテナを張ることで漏れや誤りにすぐ気がつくように注意しています。イレギュラーが発生する度に労務へ「給与控除一覧」がどうなるか確認し会計が適切に行われるよう対応しています。

こういった状況は、現在私が属している組織の問題なのですが、1つの事象に対して、「労務側で必要な事」、「社労士側で必要な事」、「経理側で必要な事」が異なり、その全体を把握している人が今いない事で起きているのだと思います。

経理側からすると、ずっと注意し続けることになるので、正直面倒です。でも、組織の中で・・・となると必ず連携が必要になるので、労務・社労士が必要な情報を理解する事や、経理からも何の情報が必要なのか労務へ説明をする事で、この面倒な状況を改善できないかと、今悪戦苦闘中です(笑)

以上が今回の報告となります。次回も宜しくお願いしますね!
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