諜報部長、お世話になっております!
経理担当、諜報部員のMです。

引き続き、今週も宜しくお願い致します。

さて、今回も前回に引き続き、「税理士の重要性」についてのお話です。

 

■経理が話す「税理士の重要性」~後編~

前回の記事では、買収先の企業が依頼している税理士が
月額費用を貰っているにもかかわらず、
作業進捗が遅いこと、多忙を理由に取り合ってくれないこと等から、
自分たちで作業を始めると、過去の申告書や決算書も誤りだらけ。。。

不思議なほどに不一致があまりにも多い状況を税理士に問いただした・・・
という所まで報告しました。

今回はその続きなのですが、驚くべき応対でした。

●驚愕の税理士回答・・・

こちらは、なぜ申告書や決算書が実態と異なるのか?
なぜ現金残高すら資料と一致しないのか?
ということを不思議に思い、
買収先が関与していた税理士さんに質問したところ、、、

答えは「あー粉飾決算してたんですよー

・・・

・・・

税理士の先生がそんな事を言うんだと、
みんな衝撃でした。

そこからはこの税理士先生の決算書は信じてはいけないと、
資産負債の実在性を調査して試算表を作りました。
決算の最中これをするのはとても大変でしたね。

このときに、税理士の先生だから、
国家資格者だから大丈夫っていうのは無いんだと思いました。

買収された会社の社長も、
「業績が良いときは良かったんですけどね。もう潰して自己破産しかないの一点張りで」
と言ってたので、酷い税理士にお願いしてたものだと思いました。

私は今まで経理として働いていて、こんな酷い先生にお会いしたことはないです。
社長もいう通り、この税理士先生も業績が良い会社にはいい顔いい対応を
しているのかもしれません。
ただ、経営者なら大変なときにこそ応対してほしい!相談に乗ってほしい!
と考えるはずです。今まで付き合ってきて、そういう困っている状況で
対応してくれない人はちょっと人間的に・・・と思いますよね。

ですので、税理士を選ぶときにはきちんと「人」を見ることをお勧めします。
でも、困っているとき・大変な時の応対で人間性の本質がわかるのは、
何も税理士さんに限ったことではないかもしれませんが・・・

では、今週は以上です。
また次週宜しくお願いします!
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